GJ > 競馬ニュース > 福永祐一「秋華賞はファインルージュ」か...  > 2ページ目
NEW

JRA福永祐一「秋華賞はファインルージュ」か。大器アンドヴァラナウトを断念せざるを得ない事情と「超大物2歳」の存在とは

JRA福永祐一「秋華賞(G1)はファインルージュ」か。大器アンドヴァラナウトを断念せざるを得ない事情と「超大物2歳」の存在とはの画像2
ファインルージュ 撮影:Ruriko.I

「レースまで時間があるので、まだ正式な発表は先になりそうですが、どうやらファインルージュとのコンビ継続が濃厚な状況です。というのも、紫苑Sの段階でファインルージュ陣営からは秋華賞までの依頼があったようですね。

福永騎手は、師匠の北橋修二さんや瀬戸口勉さんらの教えもあって、昔から義理堅いことで有名です。特に先約を大事にしていて、過去にはエイシンチャンプとネオユニヴァースで、先約だった瀬戸口厩舎のエイシンチャンプを優先し、ファンから『選択ミス』などと揶揄されたこともありました。

他にもラインクラフトとシーザリオの桜花賞は有名ですし、今年なら毎日杯(G3)で後のダービー馬シャフリヤールではなく、ルペルカーリアを選択しています。その経緯から考えても、今回もファインルージュを優先する可能性が高そう。下馬評ではアンドヴァラナウトの方が評価が高いかもしれませんが、よほどのことがない限り乗らないと思いますね」(競馬記者)

 確かにファインルージュとアンドヴァラナウトを比較すると、ローズSよりも紫苑Sの方が先に行われたという日程的な理由だけでなく、春にフェアリーS(G3)を勝っていたファインルージュは仮に紫苑Sで優先出走権を獲れなくとも、秋華賞に福永騎手と出走できる背景があった。

 その一方、1勝クラスを勝ち上がったばかりのアンドヴァラナウトは、ローズSで結果を出さなければ秋華賞出走が不透明な状況。福永騎手に連続騎乗を依頼するには、立場に明確な差があったというわけだ。

「ファインルージュは現在、岩戸孝樹厩舎の管理馬となっているが、実質的には調教停止中の木村哲也厩舎の管理馬。

木村厩舎と福永騎手はプリモシーンなどを通じて良好な関係ですし、なにより先月のデビュー戦を福永騎手で圧勝したステルナティーアが木村厩舎(岩戸厩舎)の管理馬です。ステルヴィオの全妹として、すでにクラシック級との評価ですし、福永騎手とのコンビで10月のサウジアラビアロイヤルC(G3)に出走予定。

デビュー戦で騎乗した福永騎手も『非常にレベルが高い。初戦としては満点』と惚れ込んでいる様子ですし、この関係にヒビが入るようなことはしないと思いますね」(別の記者)

 ファインルージュとアンドヴァラナウト、どちらもトライアルの覇者だけに甲乙つけ難い有力馬だが、ファンの中には「福永騎手が選んだ方が上」という声も。渦中の鞍上がどのような結論を出すのかは未定だが、いずれにせよ単純な強さの比較だけには留まらない複雑な事情がありそうだ。

(文=銀シャリ松岡)

<著者プロフィール>
 天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。

JRA福永祐一「秋華賞はファインルージュ」か。大器アンドヴァラナウトを断念せざるを得ない事情と「超大物2歳」の存在とはのページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 27年前、ダートで無敵を誇った名牝がフェブラリーSで唯一の牝馬優勝を飾ったあの日
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  8. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  9. JRA・M.デムーロ「武豊やらかし」安田記念にブチギレ騒動……「生涯最高の出来」ペルシアンナイト大敗に「取材拒否」の嵐
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬