真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.09.22 18:00
JRA福永祐一「秋華賞はファインルージュ」か。大器アンドヴァラナウトを断念せざるを得ない事情と「超大物2歳」の存在とは
文=銀シャリ松岡
先週19日のローズS(G2)を快勝したアンドヴァラナウト(牝3歳、栗東・池添学厩舎)の評価がうなぎ登りだ。
先月末に他界した2015年の二冠馬ドゥラメンテと7/8同血という超良血馬は、キャリア5戦目に1勝クラスを勝ち上がったばかりでありながら秋華賞トライアルで4番人気に支持されるなど、元々ファンの期待の高い存在だ。
さらに、そのローズSを上がり3ハロン最速の末脚で春の実績組を一蹴すれば、評価が急浮上するのも当然か。鞍上の福永祐一騎手が「G1の舞台でも勝負出来るだけの能力がある」と評したこともあって、下馬評では大本命馬ソダシに次ぐ2番人気に予想する声もあるようだ。
ただ、その一方でアンドヴァラナウトの秋華賞(G1)制覇の大きな鍵を握るのが、主戦・福永騎手の動向だろう。
というのも、福永騎手はもう1つの秋華賞トライアル・紫苑S(G3)をファインルージュとのコンビで勝利。こちらは桜花賞(G1)、オークス(G1)と春のクラシックでコンビを組んでいた間柄である。
ローズSのレース後には、池添学調教師から「秋華賞も乗ってほしい」とラブコールがあったが、あれから3日、正式な発表はまだないようだ。今秋の秋華賞を占うと言っても過言ではない重要な選択だけに、多くのファンが注目しているが、その後の進展はあったのだろうか。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
- 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
- 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
- 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
- 【オークス】石川裕紀人が滑り込みでラストチャンスをゲット!?血統的に距離延長歓迎の穴候補に浮上…カワカミプリンセス、カレンブーケドールに続けるか
- 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
- 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
- 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
関連記事
JRA福永祐一「鞍上問題」発生に嬉しい悲鳴!? エアグルーヴ孫でトライアル快勝も……、「二者択一」求められる秋華賞(G1)で板挟み
JRA 待望のゴールドシップ娘にファンが殺到、今月発売で大好評!? ぶっつけ本番「厳しい戦いになりそう」も樫女王の活躍の影に迷惑話
JRA金子真人オーナー「独り勝ち」の秋華賞!? サトノレイナス離脱でソダシ&アカイトリノムスメ断然…紫苑S(G3)ではダービー馬の妹が「余裕」の権利獲り
JRA 福永祐一「ええ素材や」G1・7勝馬の娘が小倉競馬「最速」の上がりタイムで快勝。秋華賞(G1)最大の惑星はクロノジェネシスとも共通点?
元JRA安藤勝己氏「オークスは乗り方と展開だった」川田将雅の“鬼騎乗”をチクリ!? 札幌記念(G2)快勝で、秋華賞へ視界良好のソダシが「最後」に警戒するもの