真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.09.22 20:00

JRA タイトルホルダー横山武史「ソーヴァリアントの方が上」!? 2頭の背中を知る騎手だからこそ知り得る「力関係」とは
文=坂井豊吉
横山武騎手はソーヴァリアントの前走に騎乗し、見事勝利へ導いている。その際に「強かったですね。重賞でもチャンスがある馬です。これからが楽しみですね」と、コメントしている。この時には既に横山武騎手の頭の中で、「ソーヴァリアント>タイトルホルダー」と力関係が判明していたのだろうか。

さらに、記者はタイトルホルダーの「1番人気の重圧」についても指摘している。
「弥生賞、皐月賞と伏兵の立場での好走で、今回のように人気になるのは新馬戦以来。(先行集団にいた)福永祐一騎手や松山弘平騎手も当然ながら前にいる人気馬に楽をさせませんし、菊花賞の出走権が懸かったトライアルですからね。
元々、菊花賞とのセットでの依頼なのでタイトルホルダーは次も横山武騎手ですが、一気の人気急落と今回の競馬を糧に本番は積極的に運ぶと思います」(同記者)
今回は残念ながら、消化不良の競馬で人気を裏切る結果となってしまった。ただ、次走は全頭未知の距離である3000mだ。ソーヴァリアントら今回敗れた相手にも逆転できるチャンスはあるはずだ。98年に制した父に続くことができるか期待したい。
(文=坂井豊吉)
<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
関連記事
JRA「内枠先行有利」の中山は横山武史の独壇場!? 中京は福永祐一VS川田将雅の争い……芝はノーザンファームが席巻か【秋競馬攻略のポイント】
JRA戸崎圭太、横山武史、大野拓弥「結果出ず」でもいいとこ取りは誰!? 強運の持ち主に「貧乏くじ」を引かされた被害者との明暗
まさに覚醒! 北海道の王者・JRA横山武史騎手で稼ぐ! 最終週札幌の「買える条件」「買えない条件」とは?
JRA 開始早々「91%」が散ったWIN5! “確勝”といわれた重賞級の期待馬はなぜ敗れたのか、横山武史が危惧していた「弱点」とは
JRA「史上初」横山親子が “3連複”の快挙!「父兄参観」父・典弘は新潟で存在感、達成の裏に“空気を呼んだ” 武豊の存在