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JRA 東京スポーツ杯2歳S(G2)福永祐一「判断ミス」で取りこぼしも次走きっちり白星「キングカメハメハ産駒最後の大物候補」が出世レースに殴り込み!

JRA 東京スポーツ杯2歳S(G2)福永祐一「判断ミス」で取りこぼしも次走きっちり白星「キングカメハメハ産駒最後の大物候補」が出世レースに殴り込み!の画像1

 20日、東京競馬場では東京スポーツ杯2歳S(G2)が行われる。過去10年の勝ち馬のうち3頭が翌年に日本ダービー(G1)を制覇。また昨年2着のタイトルホルダーも菊花賞(G1)を5馬身差で優勝し、見事にクラシックのタイトルを獲得した。

 そんな超出世レースへ向けて今年、関西から東上するのが、キングカメハメハ産駒のダンテスヴュー(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 今年の牡馬クラシックで活躍したヨーホーレイクの弟でもある同馬は、今年8月に新潟芝1800mの新馬戦で満を持してデビュー。単勝1.4倍に支持され、最後の直線は猛然と追い込んだが、伏兵ユキノオウジサマに逃げ切りを許し、まさかの2着に敗れた。

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 コンビを組んだ福永祐一騎手はレース後、「自分の判断ミス」とコメント。道中のポジション取りが想定よりも後ろとなってしまったことが、思わぬ取りこぼしへとつながってしまったのかもしれない。

 約1ヶ月半の間隔を空け臨んだ前走は、中京の芝2000mに出走。新たに川田将雅騎手とコンビを組み、スタートから前に出していくと道中は好位4番手のインをキープ。3コーナー過ぎで外に出されると直線では力強い末脚を繰り出し、見事に2戦目で勝ち上がりを決めた。

 今回の東京スポーツ杯2歳Sは、前走で手綱を取った川田騎手と引き続きコンビを組む予定だ。川田騎手と友道厩舎、そして同馬を所有する金子真人オーナーといえば、2016年の日本ダービーを制したマカヒキと同じタッグである。このことからしても、陣営が同馬にかける期待が伝わる。

 なお、同馬の父であるキングカメハメハで04年に初めて日本ダービーを制覇し、翌年にはディープインパクトで連覇。さらにそのディープの仔マカヒキとワグネリアンで合わせてダービー通算4勝を挙げている金子オーナーだが、キングカメハメハ産駒でのダービー制覇はまだ達成していない。

 キングカメハメハは19年に亡くなっているため、現2歳世代がラストクロップとなる。偉業を成し遂げる最後のチャンスとなるかもしれないダンテスヴューにかけるオーナーの期待も、より大きなものとなっているかもしれない。

「唯一気になる点を挙げるとすれば、ダンテスヴューの母であるクロウキャニオンの仔が、これまでG1では結果を残せていない点ですかね。

というのも、クロウキャニオンはこれまで中央でデビューした仔13頭が全て勝ち上がりを収めるなど、超優良な繁殖牝馬として名が通っていますが、こと重賞となるとボレアスが勝ったレパードS(G3)と、カミノタサハラが勝利した弥生賞(G2)の、計2勝のみに留まっています。

そしてG1では、昨年のホープフルSでヨーホーレイクが入った3着が最高着順。ダンテスヴューには、これまで一族が跳ね返されてきたG1の壁を突破できるかも注目したいところです」(競馬誌ライター)

 過去20年を遡っても、サダムパテックやローズキングダム、ナカヤマフェスタなど枚挙にいとまがないほどG1馬を輩出している東京スポーツ杯2歳Sである。ここで好走が叶えば、自ずとG1制覇への道も開かれるかもしれない。

 期待を一身に背負ったキングカメハメハ産駒最後の大物候補の走りに注目したい。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

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