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【追悼】悲運のダート最強馬ゴールドアリュール。武豊と目指したドバイワールドカップ。

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 日本ダービーのあとは大井競馬場で行われる地方交流重賞ジャパンダートダービー(Jpn1)に出走し、危なげない内容で2着に7馬身差を付ける圧勝、ダート3戦で2着に付けた着差は合計15馬身、まさに3歳世代ダート界の頂点に立ったのである。

 夏を山元トレーニングセンターで休養に充てたゴールドアリュールは秋の初戦を地方交流重賞ダービーグランプリとし、レースは大幅に馬体が減少していたものの2着に10馬身差を付ける圧勝。陣営はこの時点で年内の最大目標を11月23日のジャパンカップダート(G1・今のチャンピオンズカップ)、さらに来年のドバイ遠征を計画してドバイワールドカップへ登録した。

 その後秋は一度も放牧に出さず厩舎で調整され、ジャパンカップダートはアドマイヤドンに次ぐ2番人気に支持された。しかしレースは初めて対戦した古馬の壁を超えることができず5着に敗退、ダート戦で初めて敗北を喫したのである。その後年末の地方交流重賞東京大賞典への出走が決定し見事勝利、この結果が決め手となり同馬は2002年のJRA最優秀ダート馬、2002年NARダートグレード競走最優秀馬(特別表彰馬)に選出された。

 2003年初戦は中山競馬場で行われたフェブラリーステークス(G1)。例年東京競馬場で行われていたレースだが、この年はスタンドの改修工事があったため中山で開催。初のJRAでのG1レース制覇を目指して調整されていた。吉報が届いたのは1月末、登録していたドバイワールドカップに選出され陣営の悲願だったドバイ遠征が決定、

「フェブラリーステークスを勝ってドバイへ行こう」

 という目標によって陣営は一つとなり、ゴールドアリュールはその期待に応えて優勝、日本代表馬としてドバイワールドカップへ向かうこととなったのである。

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