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JRAチャンピオンズC(G1)コントレイルの矢作芳人厩舎に「大番狂わせ」の期待、波乱の立役者のキーワードは「○○は○○でも」

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ダノンファラオ

 いよいよ今年も最終月となり、師走最初の競馬ウィークを迎える。5日の中京競馬場ではチャンピオンズC(G1)が行われるが、今年は白毛のアイドル・ソダシの参戦により、大きな注目を集めている。

 今年は絶対的な本命馬が不在で混戦ムードが強く、芝のレースしか経験がないとはいえ、ソダシの上位人気は確実。どの馬が勝っても驚けないメンバー構成ともなれば、大波乱が起きても不思議ではない。

 そんななかで、穴で注目したいのがダノンファラオ(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)だ。先週のジャパンC(G1)をコントレイルで有終の美を飾った名門の2週連続G1勝利にも期待がかかる。現在『netkeiba.com』の予想オッズでは、二桁人気とノーマークに近い存在でもあり、激走すれば高配当に期待できそうだ。

 騎乗を予定しているのは前回に引き続き注目の若手である横山武史騎手。前走のJBCクラシック(G1)では、果敢にハナを奪い逃げる形で7着に敗れたが、巻き返しの期待は十分に残されている。

 レース後、横山武騎手は「(金沢で)初めて乗ってコーナーが難しかった」とコメントしており、どうやら初の金沢競馬に戸惑いがあっただけに、舞台が中京へと変わることは好材料だろう。

 先週行われたジャパンCでも騎乗したアリストテレスで逃げの手に出るなど、人気薄でも一発を狙う大胆な戦法をとれる騎手だ。今回も果敢にハナを主張してくる可能性はある。

 近走は地方を中心に使われているダノンファラオだが、今回JRAで走るのは約1年半ぶりと久々。こういった臨戦過程が嫌われるようなら、穴党としては望むところだろう。

 1週前の追い切りでは、3頭合わせで最先着を果たし、栗東CWで6ハロン79秒6と好時計をマーク。直前追い切りでも坂井瑠星騎手が騎乗し、坂路で上々の動きを見せており、態勢は整っている。

 管理する矢作調教師は、ダノンファラオがジャパンダートダービー(G1)を勝利した際に「古馬になったらもっと強くなると思う」と漏らしていた期待馬でもあり、このまま終わる馬だとも思えない。過去4勝のうち3勝を挙げている左回りへ変わる点も歓迎だ。

 話は変わるが、先日行われたエリザベス女王杯(G1)では、1993年の「ベガはベガでもホクトベガ」を連想させる「アカはアカでもアカイイト」で決着し、28年ぶりの珍事に一時Twitter上では「ホクトベガ」がトレンド入りするなど、大きな話題となった。

 チャンピオンズCでも馬名に「ファラオ」とつく馬が2頭。ダノンファラオとカフェファラオだ。実はこの2頭は昨年のジャパンダートダービーで対戦しており、その際まさに伏兵ダノンファラオが勝利し、単勝1.1倍の断然1番人気に支持されたカフェファラオが7着に敗れる大波乱が起こった。

 今回再びダノンファラオが勝利する大波乱が起きれば「ファラオはファラオでもダノンファラオ」ということも十分にありそうだ。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

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