真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.27 13:56

中山記念3着ロゴタイプに改めて感服! 進化を続ける「老兵」の姿に「今年こそ有馬記念に」の声
編集部

26日に開催された中山記念(G2)は、M.デムーロ騎乗のネオリアリズムが勝利を収めた。2着には伏兵サクラアンプルール、3着にはロゴタイプが入り、6歳、6歳、7歳と「老兵」が、アンビシャスやリアルスティール、ヴィブロスといった人気の面々を返り討ちにした形である。
特に注目を集めているのは、3着に入ったロゴタイプだ。通算27戦6勝、G1競走3勝という紛れもない名馬の領域にあり、昨年はあのモーリスを下して安田記念を制覇するなどその実力は誰もが認めるところ。
ただ、2歳時に朝日杯FS、3歳時に皐月賞を制してからは3年間勝ち星がなく、その間にはダート参戦失敗やG2でもお呼びでないといった日々もある。頻繁に馬券に絡んでいたものの、昨年安田記念で復活勝利を収めるまでは「勝ち切れない馬」というレッテルを貼っていたファンも多かったのではないか。
そんなロゴタイプも7歳。いよいよ衰えを見せてもおかしくないところだが、今回改めてその脚が錆付いていないことを証明した。近走では積極果敢に逃げる戦法を取り入れることも増えたが、中山記念も序盤はレースを引っ張っている。コンビを組む田辺裕信騎手との相性がいい部分もあるだろう。
差す競馬から逃げる競馬、年を重ねるごとに姿を変え、そして結果を残す姿には感服する他ない。
PICK UP
Ranking
23:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】