真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.28 09:16
福永祐一騎手、カデナが弥生賞(G2)に登場!世代屈指の瞬発力を持つ”切れ者”が大望を果たすために「今、やっておきたいこと」
編集部
弥生賞はトライアルレースだけにペースが上がることは少なく、今年も登録段階で14頭。ここから回避が見込まれている馬がおり、結果的に小頭数の瞬発力勝負になる可能性が高いからだ。そのため、カデナにとっては得意の展開になることが見込まれる。
したがって、この課題が浮き彫りとなるのはフルゲートが定番の皐月賞からとなる。
弥生賞が「皐月賞の王道トライアル」と呼ばれて久しいが、2000年以降に両レースを連勝したのはアグネスタキオン、ディープインパクト、ヴィクトワールピサという歴代最強馬クラスのみ。数多くの”一流馬”が、弥生賞と皐月賞とのペースの違いに戸惑い苦戦を強いられている現実がある。
この事実からも、世代でも屈指の瞬発力を持つカデナに課せられたテーマは、如何に”本番”を意識した競馬ができるかだろう。これまで通り、瞬発力だけにものを言わせているようでは、例えここで勝てても先行きに大きな不安が残る。
トライアルを勝ちに行くことも大切だが、結果的に先を見据えた者が後に「大望」を果たしている歴史がある。悲願のダービー制覇を目指す福永騎手の手綱さばきに注目したい。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!