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セン馬の「競走寿命が長くなる」という話は本当か?明け5歳で早くも”引退勧告”を受けたノンコノユメが切ない

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 それもケルソは26歳で死去。これは先日世を去ったミホノブルボンの28歳、ホワイトマズルの27歳よりも短い馬生だ。即ちセン馬になることで「生物学的な寿命」に大きな影響はないというサンプルになる。それと同時に「競走馬としての寿命」には大きく作用したという見方ができる。

 また、ノンコノユメが出走したフェブラリーSの前日に行なわれたダイヤモンドS(G3)は、高齢のセン馬が4頭も出走した珍しいレースだった。

 その現象について東京サラブレッドクラブの公式コラムでは、セン馬に関して「去勢によるホルモン変化で気性が温厚化し筋肉の柔軟性が増し、競走馬としての能力を長く保つ効果ありと広く認められている」と見解を示している。

 無論、これもあくまで統計的な話ではあるが、香港やオーストラリアといった国々に比べ、セン馬についての研究や認識が遅れている日本だけに、まだまだ我々が知らないような独特の作用や傾向がある可能性も残されていることだろう。

 いずれにせよ、ノンコノユメがこのまま終わるのは何だか切ないものがある。今回、人気を裏切ってしまったことで、今後はさらに厳しい戦いが待っているだろうが、なんとかもう一花咲かせられないものかと個人的には思っている。

“等価交換”ではないが、彼は勝つために大事なものを失っているのだから。
(文=浅井宗次郎)

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