JRA川田将雅「不安的中」に大感謝!? 武豊「いい走りができました」2億円ホースが待望の初勝利! 今年未勝利でリーディング「13位→160位」に急降下も【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
様々なGORAKUを心から愛する「GJ」。今週も人気だった競馬記事を、下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!!
■JRA今年未勝利でリーディング「13位→160位」に急降下、厩舎のピンチはオーナーが「10億まで降りない」と豪語した超期待馬が救う?
ライター「A」:昨年リーディング13位に健闘した高野友和厩舎が、今年未勝利と苦戦していたようです。
デスク「Y」:レイパパレの厩舎だよね?
ライター「A」:そうですね。先週開催前まで「0-1-2-24」と、なかなか初白星が出ない状況でした。
デスク「Y」:まあ、まだ2月だからね。それで先週は8頭出しの大攻勢だったらしいけど、結果はどうだったの?
ライター「A」:記事でも取り上げられていたショウナンアデイブが勝って、こぶし賞(1勝クラス)でもスタニングローズが順当に勝利しました。
デスク「Y」:よかった! 特にショウナンアデイブはセレクトセールの超高額馬だったよね?
ライター「A」:5億6100万円(税込)ですね。まだまだ期待に応えられているとは言えないかもしれませんが、見どころのある馬です。将来的に走ってくる気がします。
デスク「Y」:スタニングローズはサウジアラビアRC(G3)の3着馬だよね。さすがに、ここは力が違ったかな。この時期の2勝目は大きいと思うよ。
ライター「A」:これでトライアル→NHKマイルC(G1)という道が見えますもんね。
デスク「Y」:ウイニングポスト(コーエーテクモゲームス)やってても、こういう「G1出れるんじゃね!?」っていう時が一番楽しいんだよ。特に2歳や3歳のG1はデビューしてから(出走権を得るまで)の時間が限られてるから、1つ勝つのが大きい。
ライター「A」:ショウナンアデイブは、もう春のクラシックは日程的に厳しいでしょうから「無理せず、じっくり行こう」となりますが、早くから活躍しているスタニングローズは今が1つの勝負所ですもんね。
デスク「Y」:そうそう。古馬のG1は何度でも出られるけど、2歳や3歳のG1は生涯に1度だけ。そこに何というか、「輝き」があるっていうか。
ライター「A」:わかります。人間で言うと、高校野球の甲子園に通ずるところがありますよね。
デスク「Y」:そうなんだよ! 甲子園は当然プロ野球よりレベルが低いんだけど、人気で負けてないのは、やっぱり「生涯一度の輝き」みたいなものがあるからじゃないかな。競馬で言うと、日本ダービー(G1)と有馬記念(G1)みたいな関係性だよね。うおおお、俄然ウイニングポストやりたくなってきた! (Nintendo)Switch持ってない? ダウンロード購入しようと思うんだけど。
ライター「A」:4月に最新作が出ますから、それまで……。いや、その前に仕事してくださいよ。
■JRA川田将雅「不安的中」にファンは大感謝!? ダノンスコーピオン共同通信杯(G3)“使い捨て”でも陣営が「確認」したかったものとは
ライター「A」:先週の共同通信杯(G3)に出走したダノンスコーピオンですが、結果は7着と意外な敗戦になりました。ただ、その一方でレース前に、主戦の川田将雅騎手から「いい頃の動きがまだできていない」というコメントがあり、それで救われた(買わなかった)ファンが続出したとか。
デスク「Y」:最後、4番人気だったよね? やっぱ川田騎手の発言の影響だろうね~。
ライター「A」:1番人気だったジオグリフに前走の朝日杯フューチュリティS(G1)で先着していますし、萩S(L)で破ったキラーアビリティは後のホープフルS(G1)勝ち馬。普通に考えたら、この馬が1番人気になるのが当然だったんじゃないでしょうか。
デスク「Y」:去年のエリザベス女王杯(G1)に出走したウインマリリンの横山武史騎手とかもそうだけど、関係者が「悪いものは悪い」って言ってくれるのは、競馬ファンにとっては大助かりだよね。
ライター「A」:もちろん、それでも地力で来るときは来るんですけど、状態があまり良くないのに「良い」って“常套句”を並べられるよりは遥かに良いと思います。
デスク「Y」:ぶっちゃけ、今回のダノンスコーピオンでも「順調」とか「問題なし」っていう報道があったもんね……。もちろん、メディア側にも言えることと言えないことってあるんだけど、この辺は「競馬の悪しき習慣」と言わざるを得ないかな。
ライター「A」:せめてウチは「悪いものは悪い」って言い続けましょう!「真実に切り込む」のがGJなんですから。
デスク「Y」:たまに切り込み過ぎて大火傷するからなあ……。ほどほどにお願いします(笑)。
■JRA 武豊「いい走りができました」期待の2億円ホースが待望の初勝利! 川田将雅も感服する「一変」の走りで同馬主ドウデュースに追い風吹くか
ライター「A」:先週の未勝利戦でマイシンフォニーが初勝利。武豊騎手も納得のレースぶりだったそうです。
デスク「Y」:京都2歳S(G3)を勝ったマイラプソディの妹だったよね?
ライター「A」:20年のセレクトセールで2億6400万円(税込)で取引されたキーファーズらしい良血馬です。
デスク「Y」:4戦目でやっとか。デビュー3連勝で重賞を勝ったお兄ちゃんとは、ちょっとタイプが違うのかもね。そういえば、最近のキーファーズはどうなの?
ライター「A」:相変わらずの“武豊至上主義”って感じですが、一昔前のように鳴かず飛ばずという感じではないですね。購入する馬の傾向も明らかに変化しましたし、何と言っても昨年の朝日杯FS(G1)を勝ったドウデュースが出たのが大きい。
デスク「Y」:そっか、G1馬が出たんだよね! それで今年はどうするの? 始動戦は英ダービー?(笑)
ライター「A」:いやいや、普通に皐月賞トライアルの弥生賞(G2)ですよ!
デスク「Y」:マジかあ。マイネルの岡田繁幸総帥が亡くなってから、夢のある人がいなくなったなあ……。
ライター「A」:岡田総帥は所有馬が良い勝ち方をすれば、積極的に英ダービーに登録してましたもんね。行く行かないはともかく、その度に盛り上がりました。まあ、ちょっと無謀だったとは言わざるを得ませんが(笑)。
デスク「Y」:でも、あの「うおおお、日本ダービーじゃなくて英ダービーか!」って感じが好きなんだよ(笑)。やっぱりロマンがある。
ライター「A」:でも、ドウデュースも将来的には凱旋門賞(仏G1)に挑戦するでしょうね。「武豊騎手で凱旋門賞」って、キーファーズのコンセプトは変わってないでしょうから。
デスク「Y」:行くなら斤量面で有利な3歳の秋に行ってほしいね!
ライター「A」:それなんですが、ここ数年、明らかに凱旋門賞の傾向が変わってきてるんですよね。3歳馬の負担重量が0.5kgずつ増えた影響で、近年はむしろ古馬の方が活躍してます。
デスク「Y」:マジか。0.5kgでそんなに変わるもんなの?
ライター「A」:2017年に変更があったばかりなのでまだ数年ですが、ここ3年は古馬の牡馬が3連覇しています。
デスク「Y」:うわあ……ちなみに、それ以前に古馬の牡馬が勝ったのっていつ?
ライター「A」:2007年のディラントーマスですね。
デスク「Y」:あらら、じゃあドウデュースも今年行っちゃダメ! キーファーズさん、焦らずに来年まで待ちましょう!
ライター「A」:夢もロマンもない発言だ……。
さて、今週も毎度バカバカしいお話にお付き合いいただきありがとうございました。『GJ』では今週末に開催される重賞関連の記事も多数掲載しております。お手すきの際にご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=編集部)
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