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JRA 中山記念(G2)「意外な伏兵」は皐月賞でコントレイルの3着に食い下がった、あの実力馬?「動きは良かった」複勝率100%のコース巧者

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JRA 中山記念(G2)「意外な伏兵」は皐月賞でコントレイルの3着に食い下がった、あの実力馬?「動きは良かった」複勝率100%のコース巧者の画像1

 27日、中山競馬場の芝1800mを舞台に行われる伝統重賞・第96回中山記念(G2)。

 定年のためラストウィークとなる藤沢和雄厩舎からはコントラチェック、ゴーフォザサミット、レッドサイオンの3頭が、同じく定年を迎える高橋祥泰厩舎はカラテがこのレースに出走を予定している。

 コントラチェックは中山記念と同じ1800mのフラワーC(G3)を含む、中山で重賞3勝。カラテも前走の東京新聞杯(G3)で3着の上、それぞれの調教師が引退を控えていることから、通常よりも高い支持を集めることも予想されている。

 ただ、それは相対的に見れば他馬の人気が通常よりも下がることも意味している。

 最後に馬券を購入して引退トレーナーの管理馬を応援したくなるのが人情ではあるが、「それはそれ、これはこれ」と割り切ることさえできれば、思わぬ高配当にありつくことも可能かもしれない。

 そんな希望的観測を持ちつつ、今回狙ってみたい伏兵がガロアクリーク(牡5歳、美浦・上原博之厩舎)だ。

 こちらもコントラチェックと同じく、中山記念と同舞台であるスプリングS(G2)を一昨年に制覇している実力馬。また中山競馬場ではこれまで【1-0-3-2/6】、芝1800mに限れば2戦して複勝率100%のコース巧者でもある。

 スプリングSの後に挑んだ皐月賞(G1)では、8番人気の伏兵評価ながら直線では力強い伸び脚を披露。勝ったコントレイルから0秒7差の3着に好走を果たした。

 同年は日本ダービー(G1)6着、菊花賞(G1)9着と三冠レースを戦い抜いた後、12月のディセンバーS(L)に出走。1番人気に推されたものの展開が向かずに3着に敗退している。

 昨年はエプソムC(G3)で12着に敗退すると、その後は脚部不安を発症して休養に入った。今回は8ヶ月半ぶりの実戦になることもあってか、『netkeiba.com』の事前予想では9番人気前後の伏兵評価に留まっている。

 仕上がり状態が気になるところではあるが、美浦のウッドコースで行われた最終追い切りでは、僚馬を相手に併せ馬で先着を果たした。管理する上原師も『サンケイスポーツ』の取材に対し、「動きは良かった。持ったままで最後まで伸びてくれた」と納得のコメントだ。

 また、一昨年のセントライト記念(G2)ではダービー以来、約4ヶ月ぶりの実戦で3着に好走していることから、久々のレースをそこまで苦にするタイプでもない。今回は得意コースで大駆けに期待したいところだ。

「中山記念は過去10年でウインブライトが連覇、またロゴタイプが2年連続で馬券に絡むなど、リピーターが強いレースとしても知られています。

ガロアクリークは今回が初挑戦になりますが、上記2頭と同じくスプリングSの勝ち馬であるため、ぜひ注意しておきたい1頭。また今回は実績ほどの人気を集めそうにない分、おいしい穴馬になる可能性も秘めていますね」(競馬誌ライター)

 冒頭で挙げた藤沢和師、高橋祥師を始め、7名の調教師が引退を迎える今週末の競馬開催。長きにわたって活躍してきた偉大なホースマン達に最大級の敬意を表しつつ、馬券の行方を見守りたい。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

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