
フジテレビ「名物アナ」続々退社で『みんなのKEIBA』に心配の声…早期退職制度で塩原恒夫アナ、福原直英アナら大物離脱。「最後の砦」はあの人?

3日、フジテレビが50歳以上かつ勤続10年以上の社員を対象に早期退職制度を行った結果、長年競馬中継でファンから親しまれたアナウンサーが退職することがわかった。
そのうちの1人、塩原恒夫アナは長年同局の競馬実況を担当していた。本馬場入場時におけるポエム調の出走馬紹介は有名で、賛否分かれる部分があったものの関東開催の競馬中継ではお馴染みの光景だった。
そしてもう1人同局を去る事になったのが、福原直英アナだ。
同アナは入社3年目に『スーパー競馬』の司会に抜擢されて以降、長らく同局の競馬番組の司会や実況を務めてきた人物。また2009年からは、CS放送の『武豊TV!II』で番組ナビゲーターとして武豊騎手と共演している。
その福原アナは、同局退職後は武騎手の個人事務所「テイク」と業務提携という形で競馬の仕事に注力していくようだ。競馬番組では多彩な知識や穏やかな語り口調が多くのファンに親しまれており、今後も競馬関連で活躍されることが期待される。
その一方で、競馬ファンからは『みんなのKEIBA』などを通じて毎週の競馬中継を行っているフジテレビの戦力ダウンを危惧する声も……。
数々の名実況を通じ、長年競馬ファンから親しまれている『みんなのKEIBA』。しかし、その一方でライブ中継ということもあり、過去には騎手、馬の言い間違えなど様々なハプニングも多く見受けられた。そんな中で福原、塩原という両大物アナが抜けてしまうことを心配しているというわけだ。
「フジテレビ競馬実況の名物アナ『最後の砦』とも言えるのが、昨年の皐月賞(G1)の実況を担当するなどで“絶叫中継”でお馴染みの青嶋達也アナでしょうね。
現在、青嶋アナに関するフジテレビ退職の話は聞こえていませんが、競馬中継は実況の技術によって、同じレースでもまったく違ったものに見えますし、毎週の『みんなのKEIBA』がファンから高い支持を得ているのは経験豊富なアナウンサーによる名実況があってこそ。
青嶋アナも56歳と早期退職制度の対象になっていますが、できることなら長く現役で頑張ってほしいですね」(競馬記者)
過去の名実況が今も語り継がれるように、実況も競馬の醍醐味の一つと言える。大幅な戦力ダウンとなってしまったフジテレビだが、新たな個性的アナの登場に期待したい。
(文=椎名佳祐)
<著者プロフィール>
ディープインパクトの菊花賞を現地観戦し競馬にのめり込む。馬券はアドマイヤジャパン単勝勝負で直線は卒倒した。平日は地方、週末は中央競馬と競馬漬けの日々を送る。
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