真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.03.21 15:59
武豊「勝ち方を知る男」がアディラートをUAEダービーからケンタッキーダービーへ導く!? 怪物エピカリスを逆転できる「理由」
文=利坊
今回のUAEダービーで、アディラートはエピカリスと再戦を迎える。エピカリスに人気を譲るだろうが、レースではどうだろうか。
武騎手は昨年、同レースをラニで勝利し、ケンタッキーダービーへの切符を掴んでいる。出遅れ気味になったラニを最後方に待機させ、残り1000mを切ったあたりでロングスパートを開始。前を行くユウチェンジに追いすがり、激しい叩き合いの末最後の最後で差し切って、2着のポーラリバーも抑えて勝利。ラニは後にケンタッキーダービー、プリークネスS、ベルモントSと米クラシック三冠を皆勤することになるが、それを実現したのもこのレースの勝利があってこそ。
昨年このレースを制したという経験、実績は何よりのアドバンテージに違いない。これまでも無類の勝負強さを見せつけてきた武騎手なら、エピカリスとの逆転も十分にあり得る。
何より、日本とは別物となるドバイのダートで、適性面での逆転もあり得るだろう。エピカリスは父ゴールドアリュールで典型的な国内ダートの強豪の系譜に入っているが、アディラートは昨年産駒がデビューしたばかりのルーラーシップ産駒。海外の地で「本当の適性」が明らかになり、ヒヤシンスSと真逆の結果になるかもしれない……。
いずれにせよ、アディラートがエピカリスを逆転できる可能性はまだまだ残されている。無論、ライバルは海外の大物もいるだけに油断はできないが、できることならこの2頭が壮絶なマッチレースを展開し、今後の「ライバル伝説」を彩る1ページにしてもらいたいものだ。
(文=利坊)
PICK UP
Ranking
5:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?














