GJ > 競馬ニュース > 【ドバイ国際競走・展望】
NEW

【ドバイ国際競走・展望】芝とダートの「世界最強馬」が豪華揃い踏み!日本武豊・香港モレイラ・英国ムーアと世界各国の「最強騎手」が激突

【この記事のキーワード】, ,
【ドバイ国際競走・展望】芝とダートの「世界最強馬」が豪華揃い踏み!日本武豊・香港モレイラ・英国ムーアと世界各国の「最強騎手」が激突の画像1アロゲート(左)「JRA海外競馬発売特集サイト」より

 いよいよ世界競馬の祭典・ドバイワールドカップデーが今年も25日(土)に近づいてきた。

 昨年は武豊騎手とラニが史上初のUAEダービー(G2)制覇を成し遂げる、日本競馬界にとっては幸先の良い幕開けとなったドバイワールドカップデー。その後もリアルスティールがドバイターフ(G1)を勝つなど、日本のトップホースが世界に改めて存在感を見せつけた。

 だが、その一方でメインのドバイワールドC(G1)ではホッコータルマエが見せ場を作ることすらできずに大敗。そして何よりも衝撃的だったのが、日本の総大将として出陣した二冠馬ドゥラメンテが、ドバイシーマクラシック(G1)で当時の世界王者ポストポンドに2馬身差の完敗を喫したことだ。

 この敗北によって、改めて「世界の頂」の高さを思い知らされることとなった日本競馬界。

 今年も新たに世界の”頂上”を目指す数多くの実力馬がそろったが、今回はJRAからの馬券発売が決定しているドバイターフ、ドバイシーマクラシック、ドバイワールドCの3競走を中心として、その勢力図にふれてみたい。

ドバイターフ(G1、芝1800m)

発走予定時刻26日0時30分(日本時間)

 中心は連覇のかかるリアルスティール(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)となる。昨年の同レースでG1初制覇を飾り、帰国後も天皇賞・秋(G1)で2着するなど、その走りがフロックでないことを証明した本馬。今年は連覇をかけての出陣となるが、不安点が2つある。

 1つは鞍上がまだ決まっていないこと。当初は昨年と同じくR.ムーア騎手が予定されていたが、専属契約を結ぶゴドルフィンの先約が入り、未だ鞍上が調整中となっている。さらに昨年と同じ中山記念(G2)からの始動となったが、昨年3着と比較して今年は8着。能力面の陰りというよりは体調面が本物でなかったという情報もあり、いかに立て直せるかが大きなカギとなりそうだ。

 秋華賞馬のヴィブロス(牝4歳、栗東・友道康夫厩舎)も、潜在能力の高さでは優勝候補の一角となる。昨年は故障馬が続出し、主役不在といわれた秋華賞で初のタイトルを掴んだ。始動戦となった中山記念でも、超一線級の牡馬相手に5着と上々の内容。こちらはすでに香港No.1騎手のJ.モレイラ騎手を確保しており、鞍上に不安はない。

 海外馬の中心はアイルランドのリブチェスター(牡4歳、愛・R.フェイビー厩舎)となりそうだ。

【ドバイ国際競走・展望】芝とダートの「世界最強馬」が豪華揃い踏み!日本武豊・香港モレイラ・英国ムーアと世界各国の「最強騎手」が激突のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  6. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  9. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  10. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは