JRA京王杯SC(G2)「問題児」メイケイエールVSリフレイムが実現!現役屈指の個性派対決に喜びの声も…やはり心配なのは「悪癖」の再発?

14日の東京競馬場では京王杯スプリングC(G2)が行われる。
上半期のマイル王決定戦・安田記念(G1)の前哨戦として行われるレースだが、特別登録の段階でフルゲートに満たない12頭。またメンバー構成もG1ウィナーはラウダシオン一頭のみと少し小粒な印象が否めない。
そんな中、競馬ファンの間で注目を集めているのが、メイケイエールとリフレイムという現役屈指の癖馬対決だ。
メイケイエールは前進気勢も強く、デビュー時からレースでの折り合いの難しさが課題とされていた馬だ。そのお転婆ぶりに武豊騎手や横山典弘騎手など、当代きっての名手たちも手を焼いた。ただ、近走は陣営が馬具を工夫したり、相性のいい池添謙一騎手を背に本来のポテンシャルを発揮してきている。
一方のリフレイムは、デビュー戦では直線で右側に大きく斜行しながら走り、かつてのエイシンヒカリを彷彿とさせる外ラチへ逃避行しながらの逃げ切り勝利が話題となった。その後は陣営が矯正に努め、またダートや右回りのレースも試されるが結果は得られず。芝に戻った近走の左回りでは開き直って、直線はある程度斜行を許容したまま走らせる事で、好結果に繋がっている。
やはり心配なのは「悪癖」の再発?
いずれも、ここまで駒を進めるだけあって競走馬としての能力も確かながら、その個性的な走りで多くのファンを惹きつけている。
また、気性の難しさや斜行癖など、競走馬としては決してプラスとは言えない個性を持ちながら、それでも好走し続けている。それを見る内に、普通に走れば一体どれぐらい強いのだろうというポテンシャルを感じさせられる点も魅力かも知れない。
癖馬と言えば、2012年の阪神大賞典(G2)で3コーナーの逸走から驚異の追い上げでファンの度肝を抜いたオルフェーヴルや、2015年の宝塚記念(G1)で断然人気を背負うもゲートでの大出遅れで凡走したゴールドシップなど、実力もさる事ながらその強烈な個性で多くのファンの心を掴んできた。競走馬としての能力が評価される事はもちろん、こういった個性的な馬の存在も競馬の魅力だろう。
そして今回、現役屈指の個性派の二頭がついに直接対決という事で、これにはファンからもレースを楽しみにしている声が上がっている。
ただその一方、かなり独特な走りをする馬が同じレースに出走する事には、ネットの掲示板やSNSなどでも、「かなりカオスなレースになりそう」「何か事故が起こらなければいいけど」といった懸念の声も聞かれる。
とは言え、それぞれの主戦騎手は何度も騎乗しており、安田記念に向けても重要な一戦だけに万全の策を講じてくるはずだ。
G1に向けた重要な一戦で、個性派たちが一体どんな走りを見せてくれるのか注目だ。
(文=椎名佳祐)
<著者プロフィール>
ディープインパクトの菊花賞を現地観戦し競馬にのめり込む。馬券はアドマイヤジャパン単勝勝負で直線は卒倒した。平日は地方、週末は中央競馬と競馬漬けの日々を送る。
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