GJ > 競馬ニュース > 「単勝243.7倍」超人気薄◎で見事大的中! グリーンチャンネルにも出演する「あのトラックマン」に祝福の声続々
NEW

JRA「単勝243.7倍」超人気薄◎で見事大的中! グリーンチャンネルにも出演する「あのトラックマン」に祝福の声続々

【この記事のキーワード】, ,

JRA「単勝243.7倍」超人気薄◎で見事大的中! グリーンチャンネルにも出演する「あのトラックマン」に祝福の声続々の画像1

 どうすればこんな大穴に本命が打てるのか。

 11日、東京競馬場で行われた4Rの3歳未勝利(芝1600m)は、単勝243.7倍の超人気薄セッタレダスト(牡3歳、美浦・嘉藤貴行厩舎)が逃げの手に出ると、そのまま後続の追い上げを振り切って優勝した。

 1頭の競走除外により17頭で争われた一戦。セッタレダストと鞍上の津村明秀騎手は五分のスタートからじわじわとハナへ。3コーナー過ぎからは後ろを離して単騎の形になり、1000m通過59秒3のマイペースに持ち込む。

 直線に入っても後続とは約4~5馬身の差。鞍上の右ステッキが飛ぶとセッタレダストは内ラチを頼りに必死に逃げ込みを図る。ゴール前では1番人気のセキテイオーが猛追してきたが、最後まで抜かせずクビ差で凌ぎきった。

「驚きましたね。同馬は昨年9月のデビュー以来、7戦全てで勝ち馬から1秒以上差をつけられて惨敗を喫していました。正直、買い要素がほとんど見当たらなかったのは単勝オッズを見ても分かる通りです。

強いて挙げるなら、トゥザグローリー産駒はカラテが東京新聞杯(G3)を勝つなど東京・芝1600mを得意としていることかもしれませんが、それでもさすがに手は回しづらいでしょうね」(競馬誌ライター)

 17頭中15番人気の超大穴だっただけに、レース後のSNSやネット掲示板には「こんな馬どうやって買うんだ」「新馬戦からほとんど見せ場なかったのに」「津村騎手やりすぎです」などの声が上がったのは言うまでもない。

 だが、この超人気薄に◎を打っていた驚くべき人物がいた。『日刊競馬』のトラックマン久保木正則氏だ。

単勝243.7倍に「◎」!「自分がいちばん驚いてますw」

 

 グリーンチャンネルのパドック解説なども務める久保木氏はレース前、◎セッタレダストの予想を自身のTwitterに投稿して見事に大的中。なお、2着のセキテイオーも▲でしっかりと押さえている。

 レース後「自分がいちばん驚いてますw」と久保木氏がつぶやくと、「おめでとうございます!」「さすが久保木さん」「凄すぎる」「日刊競馬を買ってよかったです」といったお祝いのコメントが多く集まった。

「お見事ですね。ツイートに添えられていた日刊競馬紙面の画像によると、『3月の開業から4勝している嘉藤貴行厩舎は馬の状態を立て直す技術に長けている』が、本命を打った根拠だったようです。

セッタレダストは今年2月に定年で解散した田中清隆厩舎から嘉藤厩舎に転厩して今回が2戦目でした。久保木氏にしてみれば絶好の狙い目だったのでしょう」(同)

 その後、久保木氏はエレベーターで嘉藤師と一緒になったようで、お礼をさせていただいたとのこと。一体いくら儲けたのだろうか。

 なお、レース後の津村騎手は「返し馬から元気が良くて、状態の良さを感じていた。抑えても味がないと思いハナへ行ったが、4コーナーの手応えは十分で最後も凌いでくれた」とコメントしている。

 久保木氏の推奨理由通り、やはり今回のセッタレダストは見事に状態を持ち直していたのだろう。今後も久保木氏の本命や嘉藤厩舎の人気薄には注意しておきたい。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
 キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

JRA「単勝243.7倍」超人気薄◎で見事大的中! グリーンチャンネルにも出演する「あのトラックマン」に祝福の声続々のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【菊花賞(G1)展望】ダノンデサイル×横山典弘VSアーバンシック×C.ルメール!淀の3000mで長距離の名手が激突
  2. 【富士S(G2)展望】ジャンタルマンタルVSセリフォスの新旧マイル王対決! 待望のG1制覇へソウルラッシュも虎視眈々
  3. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  4. 戸崎圭太「我ながら酷い」「本当に情けなくて」どん底に落ちた…元クラシック候補の近親はステレンボッシュ、レガレイラ、アーバンシック
  5. 「助手席に誰も乗っていない」「同乗者は制止不可能だった」謎多きJRAの説明…憶測飛び交う角田大河の函館コース侵入
  6. 武豊の続投すら脅かした佐々木大輔と快進撃!関西の名トレーナーが「過去最高ペース」で勝ち星を荒稼ぎ
  7. ルガルは「ロードカナロア級」の超大物!? 武豊も嘆き節の超ハイペースを見切ったプロの目
  8. 「秋華賞定番」桜花賞馬VSオークス馬対決の行方…データではステレンボッシュ優勢もチェルヴィニアに見逃せない反撃材料
  9. 【南部杯(G1)展望】王者レモンポップ連覇なるか! 新ダート王ペプチドナイルの巻き返しにも期待
  10. 「13票生存」も1番人気でわずか1票!荒れに荒れたWIN5の怪…なくなったに等しいキャリーオーバーの魅力