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【徹底考察】桜花賞(G1)ソウルスターリング「無敗の2歳女王に死角なし?阪神JFとチューリップ賞を連勝した歴代女王の『桜花賞成績』は」

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 チューリップ賞が桜花賞トライアルとして重賞に格上げされた1994年から、阪神JF(阪神3歳牝馬Sを含む)とチューリップ賞を連勝した馬は2001年のテイエムオーシャン、2007年のウオッカ、2009年のブエナビスタ、2011年のレーヴディソール、そして今年のソウルスターリングの5頭しかいない。

 その内、桜花賞に出走したテイエムオーシャンとブエナビスタは1着、ウオッカが2着に敗れているが、阪神JFとチューリップ賞との間にエルフィンSを挟んでいた。なお、ウオッカはその後、日本ダービーを勝利。桜花賞の連対率は100%となっている。

 また阪神JFを2着してチューリップ賞を勝った馬には1996年のエアグルーヴ、2013年のクロフネサプライズ、2014年のハープスターが該当。桜花賞でクロフネサプライズが4着、ハープスターは1着だった。なお、エアグルーヴは桜花賞を回避してオークスを勝利している。ソウルスターリングを下回る実績でも、かなりの信頼度があるようだ。

 これらの事実からもソウルスターリングが、すでにテイエムオーシャンやブエナビスタといった、世代間で絶対的な力を誇示した歴代トップクラスの女王と肩を並べていることがわかる。

 ソウルスターリングの能力そのものが、彼女らの領域に達しているのかは別問題として、世代そのものを相対的に見た場合、どちらも2冠達成したテイエムオーシャンやブエナビスタに匹敵する主導権があるということだ。

 現状、無敗の2歳女王に死角らしい死角はない。
(監修=永谷 研(美浦担当))

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