GJ > 競馬ニュース > ソウルスターリング大丈夫?  > 2ページ目
NEW

【データが示す】桜花賞(G1)大本命ソウルスターリングは本当に大丈夫? ここ10年の単勝1倍台で明暗くっきり!大本命馬の「デッドライン」とは

【この記事のキーワード】, ,

 2歳の百日草特別(500万下)で牡馬相手に快勝すると、2着のベルーフが京成杯(G3)を勝ち、3着のミュゼエイリアンが毎日杯(G3)を勝利。さらに年明けのきさらぎ賞(G3)でも、牡馬相手に圧巻の勝利を収めて桜花賞へ。「牝馬の枠を超えた大器」として、単勝1.6倍の1番人気に支持された。

 だが、初のマイル戦に戸惑って位置取りが後方となり9着に惨敗。騎乗した戸崎圭太は「もう少し前で競馬すべきだった」と反省の念を述べ、大竹正博調教師は「敗因は色々あるが、よくわからない」と戸惑いを隠せなかった。

 このように実は、桜花賞はここ2年連続で大本命が馬券圏内から消える「魔のレース」となっているのだ。

 今から振り返ればそれぞれの敗因も見えてくるが、それはあくまで「冷静」だからこそ。当初はただただ「まさか」という驚きだけが残っていた印象がある。そして、この”流れ”に今年の大本命ソウルスターリングが飲まれてしまうことも、決してゼロではない。

 桜花賞は前哨戦の王道・阪神JFとチューリップ賞が、本番と同じ舞台で行われるからこそ、大本命の生まれやすいレース。特に阪神コースが改修され、力通りで決まりやすい外回りコースができてからは、その傾向がより顕著になった。

 ちなみに過去10年の内、実は半数の5年で「単勝1倍台」の抜けた大本命馬がおり、その成績は[2-1-0-2]となる。

 見事、圧倒的な人気に応えたのは2009年のブエナビスタと、2014年のハープスターの2頭。また2007年のウオッカが2着に敗れている。着外の2頭は、上記で述べたメジャーエンブレムとルージュバックだ。

 ただし、これら5頭の馬にはある「傾向」が存在する。それは5頭の単勝オッズを見れば明らかだ。

【データが示す】桜花賞(G1)大本命ソウルスターリングは本当に大丈夫? ここ10年の単勝1倍台で明暗くっきり!大本命馬の「デッドライン」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 府中の大ケヤキ、実は「偽名」だった!? 伐採試みた作業員が死亡、サイレンススズカも散った「魔の第3コーナー」の怪、ダービーが行われる東京競馬場の都市伝説に迫る
  3. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  9. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客