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JRA「開催延期」で元リーディングジョッキーがとばっちり!? 武豊、C.ルメール、川田将雅ら安泰のWASJに「条件クリア」でも仲間外れの裏事情

JRA「開催延期」で元リーディングジョッキーがとばっちり!? 武豊、C.ルメール、川田将雅ら安泰のWASJに「条件クリア」でも仲間外れの裏事情の画像1
撮影:Ruriko.I

 2022ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)の出場騎手が10日、JRAより発表された。開催予定は8月27日(土曜)と28日(日曜)の2日間で、舞台は札幌競馬場。外国騎手については決まり次第とされているが、JRAの代表騎手7名および地方競馬所属騎手1名が決定した。

 以下のその顔触れと選出理由である。

武豊    2022年日本ダービー(G1)優勝騎手
C.ルメール 2021年度JRA賞騎手部門「MVJ」受賞者
川田将雅  勝利度数関西1位
横山武史  勝利度数関東1位
(顕著な活躍)
柴田善臣  令和4年春の褒章において、黄綬褒章を受章。
福永祐一  2020年にコントレイルで牡馬クラシック三冠を制覇。
松山弘平  2020年にデアリングタクトで牝馬三冠を制覇。

地方競馬所属騎手
岡部誠(愛知・藤ケ崎一人厩舎)

 いずれもJRAや地方競馬を代表するトップジョッキーであり、海外からやってくる腕利きの外国人騎手に引けを取らない手腕の持ち主。ワールドクラスのホットな戦いに期待できそうだ。

 その一方、この選出に違和感を覚えたファンも少なからずいるかもしれない。なぜなら今年の顕著な活躍が理由とされる柴田善騎手に対し、過去の活躍が選出理由とされている騎手も名を連ねているからだ。

 福永騎手や松山騎手は三冠を達成したことは歴史的な偉業ではあるものの、それは2年前のこと。というのもコロナ禍の関係で2020年と2021年のWASJは開催が中止となった経緯があるだけに、JRAとしては“繰り越し”ということなのだろう。

 そういう意味では他の騎手も当時の条件でという考え方もあるのだが、間を取ったという結果にも思える顔触れとなった。人選的に問題はないように感じられるものの、顕著な活躍を認められた騎手が3名いるため、勝利度数上位の騎手は1位の1名のみ。例年出場していた2位の騎手は対象から外れてしまった。

「前回開催の2019年には関東の三浦皇成騎手が選ばれていたように、定数に満たない場合は2位の騎手が選出されるのが通例です。今年の場合は関西2位のルメール騎手と関東2位の戸崎圭太騎手が対象となりますが、残念ながら戸崎騎手の参加は叶いませんでした。

もし近2回の開催が中止になっていなければ、福永騎手と松山騎手の選出は繰り越されなかったでしょう。ルメール騎手はMVJ受賞者として参加しますから、結果的には戸崎騎手だけが割を食ってしまった格好ですね」(競馬記者)

JRA「開催延期」で元リーディングジョッキーがとばっちり!? 武豊、C.ルメール、川田将雅ら安泰のWASJに「条件クリア」でも仲間外れの裏事情の画像2
戸崎圭太騎手 撮影:Ruriko.I

 戸崎騎手は、かつて2014年から16年まで3連連続で全国リーディングジョッキーに君臨したこともあるだけに、その手腕は勿論トップクラス。参戦を期待したファンも多かったはずだが、思わぬ形で漏れてしまった。

 本人も出来ることなら参加したかったに違いない今年のWASJだが、コロナ禍の影響でとんだとばっちりを受けるハメに……。前回の開催に関東1位で参加した戸崎騎手の不在は残念ではあるが、来年こそ再び世界の名手たちと争う姿を見られることに期待したい。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

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