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あの芸人が「逆神」ぶり発揮!? 危険馬3頭がまさかの結末

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 24日、小倉競馬場で行われた中京記念(G3)は6番人気のベレヌスが逃げ切り勝ち。重賞では好走実績が皆無だった同馬を軽視していたファンも多かったのではないだろうか。

 ところが「いつも通り良いスタートを決めてくれて、楽にハナへ行くことができました」と鞍上の西村淳也騎手がコメントしたように、レースは1コーナーであっさり隊列が決まり、1000m通過59秒9のスローペース。直線で粘り腰を発揮したベレヌスは、後方から追い込んだカテドラルの猛追を半馬身差で振り切った。

 そんなベレヌスと明暗を分けたのが、もう1頭の逃げ馬、10歳馬ベステンダンクだった。絶好の最内1番枠から好スタートを決め、鞍上の和田竜二騎手が気合をつけたものの、行き脚はつかず。勝負どころで手応えをなくすと、最後は15着でゴールインした。

 そんなベステンダンクを本命に予想していたのがお笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二だ。

 テレビ東京「ウイニング競馬」のMCとしてもお馴染みで、今年は馬主デビューも果たした生粋の競馬好きとして知られる斉藤。初めて所有した愛馬オマタセシマシタはこの夏、門別でデビューしたが、6着、9着と現実は厳しい。

 一方で、“予想家”としての斉藤は極端な穴狙いのため当たらないことの方が圧倒的に多いが、今年はダービー卿CT(G3)で11番人気タイムトゥヘヴンの単複を的中させるなど、時折高額配当を手にしている。

 そんな斉藤は土曜の番組内で14番人気ベステンダンクを本命に指名。番組終了後には自身のYouTube動画をアップし、詳しい予想を披露していた。

 詳細はぜひ本動画をご覧いただきたいが、斉藤は中京記念以外に福島と札幌のメインも予想。本命馬とともに各レースの“危険馬”の名前も明かしていたという。

危険馬3頭がまさかの結末

「中京記念はベステンダンクが本命。逆に同型ベレヌスを危険馬に挙げていました。ベステンダンクがハナを奪うという前提で、そうなればベレヌスは脆さを見せるだろうという理由でした。しかし、ご存じの通り、予想とは正反対の展開になってしまいました。

なお福島メインのジュライS(L)は、2番人気ニューモニュメントを、札幌メインの報知杯大雪H(3勝クラス)は、1番人気ブラッティーキッドを危険馬に挙げていましたが、両馬はそろって勝利。逆神ぶりを披露するという結果になってしまいました」(競馬誌ライター)

 日曜の各場メインレース終了後、斉藤は自身のTwitterに「昨日の動画で危険馬に指名した馬(今回は3着以内に来ない)が全て勝ちました…。ベレヌス、ブラッティーキッド、ニューモニュメント…。風にあたってきます…」と投稿。思わぬ形で予想の精度の高さを見せつけることになったというわけだ。

 この日の午前中は6レース中4レースを的中させ、回収率も247%を記録していたという斉藤。その勢いにあやかろうと予想に乗ったファンがいたとすれば、メイン3競走はまさに踏んだり蹴ったりの結果になったかもしれない。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

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