
テンカノギジンが新馬戦を快勝!驚異の出世率を誇る「上毛かるた軍団」とは!?
4日、新潟5Rの新馬戦をテンカノギジン(牡2歳、美浦・手塚貴久厩舎)が勝利した。同馬を所有する星野壽市氏は、桜花賞馬アユサンや重賞3勝馬ヤングマンパワーのオーナーとしても知られている。
驚異の出世率を誇る「上毛かるた軍団」とは!?
過去の所有馬の名前を見ると、特に決まったルールで名付けをしている感じはないが、例外となるのが「上毛かるた軍団」だ。上毛かるたとは、群馬県に関わる歴史上の人物や名所旧跡を詠んだ郷土かるたのことである。今年で発行75周年を迎えており、長年群馬県民に親しまれてきた。
星野オーナーは群馬県で鉄スクラップ加工会社を営んでおり、地元への貢献にも積極的だという。群馬県を愛するオーナーが、期待馬に群馬県ゆかりの名を授けたというところだろうか。上毛かるたにちなんだ名付けをされた馬たちは中々の精鋭揃いなのである。
・アサマノイタズラ(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)主な勝ち鞍:セントライト記念(G2)馬名由来→上毛かるた「あ」【浅間のいたずら 鬼の押出し】
・ココロノトウダイ(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎)主な勝ち鞍:フルーツラインC(3勝クラス)※中山金杯(G3)2着あり 馬名由来→上毛かるた「こ」【心の燈台 内村鑑三】
・ヘイワノツカイ
馬名由来→上毛かるた「へ」【平和の使徒 新島襄】
・エンギダルマ(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)
馬名由来→上毛かるた「え」【縁起だるまの少林山】
・テンカノギジン
馬名由来→上毛かるた「て」【天下の義人 茂左衛門】
5頭の中に重賞馬が1頭おり、ココロノトウダイも中山金杯で2着の実績がある。
ちなみに上毛かるた軍団の馬名は全て上の句から取られており、今後出てくる期待馬の名前も予想できるかもしれない。また、ヘイワノツカイ以外の4頭は全て手塚厩舎に預託されているという共通点も見つかった。
かるた軍団員ではないが、群馬名物のかかあ天下とからっ風※から取られたであろう、カカアデンカ(かかあ天下:妻の権威・権力・威厳が夫を上回っている家庭のこと)とライトカラカゼ(からっ風:山を越えて吹き付ける乾燥した風を指す。群馬では冬にみられるからっ風が「赤城おろし」とも呼ばれ、有名)も勝利を挙げている。その他の所有馬は英語やギリシャ語を組み合わせた馬名が多く、手元の集計では星野氏の群馬関連馬は勝ち上がり率100%だ。

この度デビュー勝ちを決めたテンカノギジンも鞍上を務めた戸崎圭太騎手は「トモがまだ緩いです。道中も(脚が)たまってこなかったが、最後仕掛けてからの反応は早かった。これから成長してほしいですね」とコメントしているように期待できそうだ。
管理する手塚調教師も「まだ緩くて、今日は能力だけで勝ってくれました。距離は延びてもよさそうですね」と語っており、上り最速での快勝はまだまだ未完成の中で見せたパフォーマンスだったようだ。
残念ながら競走馬登録されている2歳の上毛かるた馬は他にいない。次なる軍団員のデビューは来年以降になりそうだが、楽しみに待ちたいところだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆