台風14号襲来でローズS(G2)は「大荒れ」確定!? 道悪「2戦2勝」セントカメリアより怖い「単勝万馬券級」大穴候補を発見

台風14号が日本に近づいている。早ければ日曜にも九州に上陸。3連休明けの火曜以降にかけて日本列島を縦断する恐れもあるという。
大型で非常に強いこの台風はJRAの3日間開催にも大きな影響を及ぼしそうだ。金曜午後時点の予報によると、中京競馬場周辺では土曜の夜から傘マークとなっていて、月曜まで降り続く見込み。中山競馬場周辺も土曜午後から月曜にかけてかなりの降雨量が予想されている。
台風14号襲来でローズSは「大荒れ」確定!?
「無事に開催できたとしても、(日曜中京の)ローズS(G2)と(月曜中山)セントライト記念(G2)は道悪競馬で間違いないでしょう。直前まで馬場の傾向を見ながら予想することになりそうです。
ローズSに関しては、人気になりそうなアートハウスとサリエラが良馬場でしか走った経験がなく、荒れる要素はたっぷり。となると道悪巧者のあの馬が、1番人気に推されるかもしれませんね」(競馬誌ライター)
ライターが語る道悪巧者とは、福永祐一騎手とのコンビでローズSに挑むセントカメリア(牝3歳、栗東・高野友和厩舎)のことである。
これまでの戦績は6戦2勝。デビューから芝のマイルを使われていたが勝ち上がれず、2000mに距離を延長した3走前の未勝利戦を勝利すると、続くあずさ賞(1勝クラス)で強敵ガイアフォースを封じ込めて逃げ切った。
勝利を収めた2戦はどちらも重馬場で、道悪巧者であることはまず間違いないだろう。また厩舎の勢いもセントカメリアを後押ししてくれそうだ。
管理する高野厩舎は先週の紫苑S(G3)をスタニングローズで、翌日の京成杯AH(G3)をファルコニアで連日の重賞制覇と絶好調。ローズSで重賞3連勝があっても驚けない。
さらに金曜に発表されたセントカメリアの枠順は1枠1番の絶好枠。最内からポンと飛び出して、道悪に苦しむ他馬を尻目に逃げ切ってしまう可能性は十分に考えられる。
そんなセントカメリア以外にもう1頭、前出のライターによると、道悪経験はないものの「一発を狙えそう」と期待を寄せる激穴候補がいるという。
「未勝利戦を勝ち上がったばかりですが、ミナモトフェイス(牝3歳、栗東・清水久詞厩舎)はかなり魅力的に映ります。何といっても父は極悪馬場の天皇賞・秋(G1)を勝ったキタサンブラックですからね。
本馬の産駒は総じて道悪を得意としていますし、今年のローズSは重賞勝ち馬も不在なら、3勝馬も1頭だけという低レベルの一戦です。1勝馬だからと侮ると痛い目に遭うかもしれませんよ」(同)
16日午後時点、『netkeiba.com』の予想では、単勝万馬券級の超大穴となっているミナモトフェイス。デビュー戦ですでに稍重を経験しており、その時は3着に好走している。その後は良馬場しか走っていないが、フットワークを見た限りでは苦にしなさそうな雰囲気もある。
ライターが語ってくれたように、キタサンブラック産駒は馬場が悪化すればするほど好成績を挙げているのも事実だ。産駒の芝における馬場状態別勝率を比べると、良では11.3%だが、稍重で16.1%に増加。さらに重では23.8%まで跳ね上がっている(不良馬場は未出走)。
未勝利戦を勝ったばかりの超伏兵が馬券圏内にくれば、2年前のような100万馬券も決して夢ではないだろう。
その昔、ミナモトマリノスという道悪巧者が不良馬場の若葉S(当時OP)でロイヤルタッチに圧勝し、皐月賞でも3番人気に推された(結果は4着)。結果次第では、同じく“ミナモト”で始まるミナモトフェイスもローズS後には道悪巧者と呼ばれることになるかもしれない。
PICK UP
Ranking
11:30更新
不良馬場「一度もなし」は本当か? 函館記念3連覇を果たした「伝説の巧者」次代のエリモハリアーを探せ! 夏の北海道シリーズがいよいよ開幕
JRA三浦皇成「大躍進」の影にC.ルメールの言葉。関東リーディング2位の”復活劇”が示した「外国人旋風」との付き合い方
【AJCC】テンポイント、トウショウボーイを倒したグリーングラスの圧勝劇から47年…予想の決め手は世代レベルの見極めにあり【東大式必勝馬券予想】- 武豊に「ダブルスコア」でも横山武史に残る不満と不安
- 「マイラー認定」から常識破りの成長力! C.ルメール「今日は勝ち馬が強すぎました」遅れてきた大器ピースワンデュックが菊花賞(G1)戦線に浮上
- 【ジャパンC】パンサラッサ「魂の57.6秒」に絶賛の嵐!川田将雅「すばらしい経験ができた」安藤勝己氏「美しいレース」イクイノックスの強さ際立つも、名優が残した爪痕
- JRAの前身「風紀を乱す」騎手免許合格もデビュー直前にレース出場を禁止…無念のまま引退、29歳で早世した悲劇の女性騎手“第1号”【競馬クロニクル 第25回】
- 【天皇賞・春(G1)展望】「長距離王」タイトルホルダーVSジャスティンパレスら4歳三銃士!「落馬→覚醒」シルヴァーソニックはD.レーンでリベンジなるか
- JRAルメールはノーザン天栄にとってもはや「神様」? 土日6勝も関係者が頭を抱えたワケ
- JRA阪神大賞典(G2)武豊とメジロマックイーンが残した「31年前の軌跡」引き継がれた偉大な血が躍動する「夢舞台への系譜」

















