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「13冠ベビー」らエリート大活躍の裏で惨敗のコントレイルブラザーズ…3冠馬の兄と弟にまつわる「不吉なジンクス」とは!?

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 25日の中山11Rオールカマー(G2)はジェラルディーナ(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)が勝利した。同馬はG1・7勝の母ジェンティルドンナとG1・6勝の父モーリスの間に生まれた“13冠”ベビーだ。

 これまでの重賞勝ち馬で両親のG1勝利数が最多だった12冠ベビー・アカイトリノムスメを上回る御令嬢の活躍に、父や母の走りを見ていたファンも喜びを覚えたことだろう。

 先週の開催ではジェラルディーナの他にも、桜花賞馬ジュエラーの息子や、G1を2勝したスワーヴリチャードの妹、香港ヴァーズ(G1)を2勝しているグローリーヴェイズの弟らが勝利し、活躍馬の子供や兄弟が躍動した。

惨敗のコントレイルブラザーズ…

 その陰で揃って大惨敗を喫したのが、無敗の3冠馬コントレイルの弟たちである、インタクト(牡2歳、栗東・矢作芳人厩舎)とサンセットクラウド(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)の兄弟だ。

 先に出走したのはインタクト。父がハーツクライに替わった同馬は、管理する矢作調教師が「馬体だけならコントレイルより上かもしれない」と語るほど期待していた馬でもあった。

 しかし、戦前には矢作師と鞍上の福永祐一騎手が揃って「新馬戦向きではない」とトーンダウンしており3番人気で初陣を迎えた。

 後方に構えたインタクトは3~4コーナーで押し上げようとするも手応えが鈍く、直線入口では斜行した馬から大きな不利を受けて、結局最下位の10着でゴール。恐らくは不利がなくても上位入線は難しかったという走りで、福永騎手も「物見をして、力を出し切れる精神状態ではなかった」と不利には触れずにレースを振り返った。

 続いて登場したのはインタクトの一つ上にあたるコントレイルの全弟・サンセットクラウドだ。こちらは勝ち上がりに9戦を要し、3冠馬の弟としては物足りない成績だが、1勝馬ながら思い切って重賞の神戸新聞杯(G2)に挑戦した。

 戦前の評価は14番人気と低く、レースでも勝ち馬に1.5秒離されて13着に終わった結果を見れば、家賃が高かったのは否めない。

 エリート血統馬が活躍するビッグウェーブに乗れなかった2頭だが、今後の飛躍に向けてはネックとなりそうな“不吉なジンクス”も存在している。それは3冠馬の兄と弟の成績に関するものだ。

 コントレイルを含め、牡馬クラシック3冠を達成した馬は8頭いるのだが、彼ら3冠馬の兄と弟について見ていくと、その成績に大きな偏りがあることが分かった。

 まずは兄チームだが、ナリタブライアンの兄・ビワハヤヒデを筆頭に、種牡馬としてキタサンブラックを輩出したブラックタイド、グランプリ連覇を含むG1・3勝のドリームジャーニーなど多くの賢兄が存在する。

▼兄チームの活躍馬
・オンワードスタン(シンザンの兄)
戦績:中山記念(OP・当時)
・ビワハヤヒデ(ナリタブライアンの兄)
戦績:菊花賞(G1)、天皇賞・春(G1)、宝塚記念(G1)
・ブラックタイド(ディープインパクトの兄)
戦績:スプリングS(G2)
・ドリームジャーニー(オルフェーヴルの兄)
戦績:朝日杯FS(G1)、宝塚記念(G1)、有馬記念(G1)

 一方で弟チームの出世頭はナリタブライアンの弟ビワタケヒデだ。重賞を一つ勝っているが、偉大な兄2頭と比べるとどうしても見劣りしてしまう。

 また、所属クラブでそれぞれ1.5億円と1.8億円にて募集された、ディープ弟・オンファイアやオルフェ弟・アッシュゴールドなど、過剰なまでの期待を受けながら大成できなかった馬たちの存在もあり、イメージはあまり良くないというのが正直なところだ。

▼弟(妹)チームの活躍馬
・ビワタケヒデ(ナリタブライアンの弟)
戦績:ラジオたんぱ賞(G3)
・トーセンソレイユ(ディープインパクトの妹)
戦績:エルフィンS(OP)
・リヤンドファミユ(オルフェーヴルの弟)
戦績:若駒S(OP)

 歴史を振り返ると、3冠馬の下に大物なしという傾向が明らかになった。

 しかし、ジンクスは破られるためにあるものだろう。厳しい船出になった2頭の弟たちも、血の底力を信じて気長に応援していきたい。

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