GJ > 競馬ニュース > テイエムオペラオーの時代  > 2ページ目
NEW

皐月賞馬アルアインの日本ダービー鞍上の「行方」に思い出される、世紀末覇王テイエムオペラオーの時代 人が人を育てる時代は終わったのか?

【この記事のキーワード】, ,

 特に4歳で迎えた2000年は、年間で負けなしの8連勝を達成。天皇賞・春、宝塚記念、天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念という古馬の王道路線のG1競走を完全制覇する”グランドスラム”を達成し、テイエムオペラオーは「世紀末覇王」としてライバルたちから恐れられた。

 そして、その鞍上には常に和田騎手がいた。G1通算7勝を上げ、18億円を獲得したスーパーホースの主戦をまだG1を勝ったことさえなかった若手騎手が務めたのは、約20年前のこの時代でもやはり異例のこと。したがって当然ながら、和田騎手の降板危機は何度かあった。

 特に皐月賞を勝って以降5連敗で3歳シーズンを終えた際は、オーナーでテイエム軍団総帥となる竹園正繼(まさつぐ)氏から乗り替わりの打診があったという。

 しかしテイエムオペラオーを管理し、和田騎手の師匠でもあった岩元市三調教師は、なんとかオーナーを説得して弟子を乗せ続けたのだ。その結果が、翌年のグランドスラムという史上初の快挙に繋がったことは述べるまでもない。

 無論、あの時に和田騎手ではなく一流騎手が乗り替わっていたとしても、グランドスラムを達成していた可能性は確かにある。だが2000年だけでいえば無敗であり、誰が乗ろうとあれ以上の結果は残せなかったことだけは事実だ。

 そういった意味では、和田騎手は師匠の岩元調教師、そして納得して若い自分を信じてくれた竹園オーナーの期待に「100%」の結果を出したといえるだろう。

 そんな和田騎手が昨年の熊本地震の際に、個人で率先して動いたのは竹園オーナーが九州の出身者であることに他ならない。

皐月賞馬アルアインの日本ダービー鞍上の「行方」に思い出される、世紀末覇王テイエムオペラオーの時代 人が人を育てる時代は終わったのか?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 【凱旋門賞(G1)展望】「史上初・3勝」狙う最強女王エネイブルに「武豊×ジャパン」が不退転の覚悟で挑む! 超新鋭・ラヴ&ディープインパクト産駒ファンシーブルーも虎視眈々
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  8. JRA毎週36R全部馬券買って数十年! 週刊プロレス元編集長・ターザン山本が語る”エクスタシー”競馬論
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……