GJ > 競馬ニュース > テイエムオペラオーの時代  > 3ページ目
NEW

皐月賞馬アルアインの日本ダービー鞍上の「行方」に思い出される、世紀末覇王テイエムオペラオーの時代 人が人を育てる時代は終わったのか?

【この記事のキーワード】, ,

 自身が「その頃、僕自身若かったですし、経験値も技術も浅かった。馬主さんや調教師の先生のお力で乗せていただいた」と話している通り、テイエムオペラオーという歴史的名馬にデビューから引退の時まで騎乗し続けられたのは、竹園オーナーを始めとする周囲の関係者の協力、そして覚悟があったからこそだ。

 だからこそ、和田騎手は自分を育ててくれた竹園オーナーや岩元調教師を始めとする「恩人」にわずかでも報いるために、またそういった人間になるために、今なお人格者であろうとして奉仕活動を続けている。

 優れた志を持った人が、優れた志を持った人を育てる。競馬界に限らず、どこの社会でも今という時代だからこそ、より重要視されるべき「人だからこそできること」である。

 今年の皐月賞馬アルアインの鞍上が、1週間以上経った今でも「空白」となっている。

 毎日杯をステップに皐月賞を勝ったのは、18年前のテイエムオペラオー以来だ。奇しくも松山弘平騎手も当時の和田騎手と同じく、この皐月賞が初のG1勝利となった。

 年齢こそ27歳だが現在24勝を上げ、今年の関西リーディングでも9位につける伸びしろの大きな若手騎手。順調にいけば、数年後には競馬界を担うトップジョッキーの仲間入りを果たしている可能性は高いといえるだろう。

 だが、どうやら松山騎手が日本ダービーでアルアインに騎乗できるのかは、まだ決まっていないようだ。

皐月賞馬アルアインの日本ダービー鞍上の「行方」に思い出される、世紀末覇王テイエムオペラオーの時代 人が人を育てる時代は終わったのか?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ
  2. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. JRAエリザベス女王杯(G1)横山典弘ノームコア「悲劇の前ポツン」16着大敗にブーイングの嵐!?「思い描いたレースはできた」天才ジョッキーの“奇策”に悲鳴
  6. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  7. JRA戸崎圭太「自主隔離中は英語の勉強をしていました」ディープモンスターとのコンビも決定! 40歳を超えて遂げた「新たな変化」とは
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 「上村先生やったらしゃあない」最高額1億円馬は熱血調教師の“情熱爆発”で誕生!? ベラジオオペラ陣営の爆笑エピソード【特別インタビュー】