天皇賞・秋(G1)イクイノックスの取捨はお手のもの? 前哨戦で「決定打」となった関係者のジャッジ
今年の菊花賞(G1)は、G1馬の出走が1頭もない大混戦だった。つまり、出走することさえ叶えば、どの馬にも自動的に初G1勝ちのチャンスがあった訳だ。同じ3歳世代のラスト一冠でも、見応えのあるレースだった牝馬に比べると少々物足りなさを感じた。
春のクラシック二冠で連対した馬が不在の菊花賞は実に65年ぶりの珍事。ダービー馬ドウデュースが凱旋門賞(仏G1)に挑戦したこともあるが、原因はそれだけではない。皐月賞馬ジオグリフや、皐月賞(G1)と日本ダービー(G1)で、ともに2着に入ったイクイノックスが、揃って天皇賞・秋(G1)にエントリーしたからに他ならない。
しかもダービーで1番人気に支持されたダノンベルーガまでもが、参戦を予定しているのだから、ここまでくると菊花賞と天皇賞・秋のどちらがラスト一冠なのか、わからないような状況である。
勿論、各陣営も距離適性等を考慮しての決断だったことは察しが付くが、そこで問題となるのは古馬との力関係だろう。昨年は同じ3歳馬のエフフォーリアが、古馬最強馬の一角を占めるコントレイルやグランアレグリアといった強敵の撃破に成功したものの、今年はどうだろうか。
タイトルホルダー、エフフォーリアという東西横綱を欠いたとはいえ、札幌記念(G2)を制したジャックドールや同2着パンサラッサも健在。昨年のダービー馬シャフリヤールも、今年のドバイシーマクラシック(G1)を制しており、活きのいい3歳馬を迎え撃つ古馬勢もなかなかの好メンバーが揃った。
それだけに、3歳馬VS古馬の構図が濃厚な今年の天皇賞・秋を読み解くためには、各世代の実力を把握しておくことが最重要課題となる。このテーマの明確な答えを導き出さない限り、的中は遠ざかる一方だ。
にもかかわらず、我々のような素人は点と点でしか物事を見ていないケースも多く、レースに出走各馬の陣営の本当の狙いや、その先にある思惑を見過ごしがちである。目先の結果ばかりに追われて一喜一憂を繰り返していては、客観的なジャッジなど出来るはずがない。
ならば、ネットやメディアに出回る情報を入念にチェックしていれば、何とかなるのではないかと考えたくもなるのだが、残念ながら答えはNOだ。
そもそも各馬の陣営が表立って出しているコメントは、前向きな内容が殆ど。オーナーに配慮したリップサービスも多分に含まれており、わざわざ印象を悪くする都合の悪いことには触れないケースも多々。本来なら頼りになるはずの情報が、真実をオブラートで包んだものなら、その信頼性は根底から覆る。玉石混交の中から正しいものだけを選べと言われても不可能に近いだろう。
かといって関係者から建前ではない本音を聞こうにも、そもそも接点がなければ、どうしようもない。
だが、そんな不可能を可能にしているのが競馬情報のプロである。彼らの最大の武器は何といっても、その情報収集力と正確さだ。元騎手や元調教師など、多くの競馬関係者を擁するプロにとっては、表に出回らない関係者の本音を聞き出すことも朝飯前。実際、それらを基に高配当的中を連発しているのだから、もはや反則とも思えるほどだ。
そんなプロの中でも絶大な信頼の高さを誇るのが、今年で創業41年を迎えた『ホースメン会議』だ。今回、担当者から興味深い話を聞くことが出来たので、この場を借りて紹介したい。
業界屈指の実力者が揃うホースメン会議
(左から元JRA騎手の東信二、メディアでの解説も歴任している能勢俊介)同サイトにはテレビやラジオ解説でお馴染みの能勢俊介氏をはじめ、現役騎手時代に華々しい活躍をした東信二氏が在籍。その他にも外国人やベテラン若手を問わず、様々な騎手と密接に関係しているエージェントや、大手クラブのマネージャー、大手牧場のスタッフなどが、G1や重賞の中距離路線戦に特化した分析や情報収集を担当しているという。
難解に思える天皇賞・秋についても、過去10年で10戦8勝と得意の舞台と自負しているように、的中の自信を隠さない。
口にするだけなら簡単なことだが、今秋における『ホースメン会議』の快進撃を見せられると、自信の根拠が実績に基づくものだと納得させられる。何しろ天皇賞・秋のステップレースとなる札幌記念、毎日王冠(G2)、京都大賞典(G2)を完全的中。的中のカギを握る3歳世代の皐月賞と日本ダービーをも的中しているのだから、各馬の実力を既に把握済みという言葉にも説得力がある。
「参考情報の多い古馬については当然のことながら、自信を持ってお伝えできるのは、3歳世代の取捨に関する情報です。
特に力を入れたのは、イクイノックスが古馬に通用するかどうかの見極めです。春クラシック二冠の的中は、この馬を徹底的にマークしたことが決め手となりましたが、『イル、イラナイ』のジャッジはほぼ完了済み。
勿論、喉鳴りを持つジオグリフや、巻き返しを期すダノンベルーガの状態も逐一チェックをしていますし、その他の馬についても公にならない話を聞いていますよ」(ホースメン会議担当者)
こういった話も、圧倒的な情報量を誇る『ホースメン会議』からすれば、まだまだ氷山の一角というのだから恐れ入る。
京都大賞典で本命に指名したヴェラアズールについても「いつもは慎重な渡辺薫彦調教師が“珍しく強気なコメント”を出していた」ことや、毎日王冠で本命に指名したサリオスにしても、「ここまで具合が良いのは、2歳秋にG1を勝ったとき以来の3年ぶり」といった現場関係者からのタレコミが決め手になったようだ。当然ながら普段から親密な関係を構築している人間でなければ、決して手に入らない情報だろう。
彼らの実力は十分にわかったとはいえ、指を咥えて見ているだけではつまらない。何とかあやかれないものかと質問してみたところ、競馬ファン拡大の特別企画として、天皇賞・秋の買い目を無料で公開してくれるらしい。
競馬のプロとして活躍している『ホースメン会議』の予想陣だが、彼らもまた競馬を愛するホースマン。競馬人気の向上に協力したいという言葉に偽りはない。会員登録はメールアドレスを登録するだけの簡単な作業で、ホンの数分もあれば完了する。
「毎週末が給料日」と豪語するプロの実力を体験できるこのチャンスは絶対に逃がしたくないところだ。
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※本稿はPR記事です。
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