GJ > 競馬ニュース > 天皇賞出走馬注目  > 2ページ目
NEW

武豊キタサンブラックか!? ルメールサトノダイヤモンドか!? それとも……天皇賞・春(G1)の注目馬おさらい

武豊キタサンブラックか!? ルメールサトノダイヤモンドか!? それとも......天皇賞・春(G1)の注目馬たちの画像3

 サトノダイヤモンドは菊花賞(G1)を勝っており、さらにここが初対決ではない。昨年の有馬記念(G1)では、キタサンブラックを退けて見事優勝しているのだ。

 年明け初戦となった前走の阪神大賞典(G2)では、まるで菊花賞のVTRを見るような完璧のレース運び。道中は中団にどっしりと構えると、勝負所で早めに進出。最後も先に抜け出したシュヴァルグランをあっさりと捉え、単勝1.1倍の圧倒的人気に応えている。

 ライバル・キタサンブラックと同じように栗東のウッドコースで行われた1週前追い切りは6ハロンを82.8秒、ラスト11.8秒と奇しくもライバルと同タイム。見守った池江調教師も「(前走より)トータルで良くなっている」と確かな手応えを感じているようだった。

 両頭とも、秋には世界の頂点を狙って凱旋門賞(仏G1)に出走する予定。日本最強馬として世界に挑むためにも、ここで勝利を譲るつもりはないだろう。

 絶対王者同士の決戦とあって、他のライバルは苦しい立場に立たされているが、その2頭と未対戦のシャケトラ(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)は大きな野望を持っていい存在だ。

「未完の大器」が、ついにG1の舞台にやってきた。ここまで6戦4勝、2着1回3着1回というパーフェクトという意味では、サトノダイヤモンドと並び立つ。デビューこそ昨年6月と遅れたが、そこからの条件戦はすべて単勝1倍台。1月の日経新春杯(G2)で初めて1番人気ではなかったが、1000万下からの格上挑戦で2番人気というのが、この馬の大器たる片鱗だ。

 その期待に応えるように、昨秋にはサトノダイヤモンドと接戦を演じた強豪ミッキーロケットからハナ差の2着で賞金の上積みに成功。圧巻だったのは前走の日経賞(G2)で、ゴールドアクターやディーマジェスティといったG1馬を退けて重賞初制覇を飾っている。

 実績こそ両雄には劣るが、底知れぬパフォーマンスがどこまで通用するのか。シャケトラにとって重要な試金石の一戦となる。

 この馬が未だG1未勝利なのは、生まれた時代のせいなのか。昨年3着のシュヴァルグラン(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が得意の舞台で2強崩しを狙っている。

武豊キタサンブラックか!? ルメールサトノダイヤモンドか!? それとも……天皇賞・春(G1)の注目馬おさらいのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA内田博幸「戸崎ブチギレ騒動」から遺恨“独立”で引退危機!? エージェント“不条理”解約に「義理を通すなら……」
  2. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 岩田康誠「キレ散らかし」返答にインタビュアーもタジタジ…名手が信じたドウデュース世代の実力馬が有馬記念前に答え合わせ
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!