GJ > 競馬ニュース > 京都新聞杯(G2)展望  > 2ページ目
NEW

【京都新聞杯(G2)展望】目指すは大出世? 日本ダービー行きの最終切符を賭けた熱い戦い!

【この記事のキーワード】, ,

 サトノリュウガ(牡3、栗東・平田厩舎)は京都競馬場で2連勝中。得意の舞台で日本ダービー(G1)への出走を決めたいところだ。前走の福寿草特別(500万下)では圧倒的な人気を集めていたエアウィンザーから価値ある勝利を上げている。レース内容自体も評価できるもので、中団のインコースを回るロスの少ない追走から直線もインコースを力強く伸びた。昨年8月の新馬戦から馬体の成長を続けているようで、レースを使うごとに体が大きくなっている。今回は休養明けのレースとなるが休んだことにより更なる成長をしていれば、ここでも主役になりえる可能性は十分あるだろう。

 同じサトノ軍団であるサトノクロニクル(牡3、栗東・池江厩舎)も侮れない存在だ。前走の水仙賞(500万下)を取りこぼしてしまい1勝馬となっているが、その末脚はここでも通用する可能性十分。レースで足を痛めてしまったために今回は間隔が空いたものの、順調に回復したようで調教での動きは問題なさそうだ。2年前に兄(サトノラーゼン)がこのレースを勝利して日本ダービー(G1)でも2着に入る活躍を見せたが、同時期の兄と比較しても「クロニクルのほうが切れている」と評判は高い。兄と同じ舞台に立つために、もここでしっかり結果を残して周囲の期待に応える活躍を見せたいところ。

 プラチナムバレット(牡3、栗東・河内厩舎)は安定した戦績を残す堅実な走りをしている。2走前の毎日杯(G3)ではアルアインから0.5秒差の4着と、初めての重賞でも好走。その後、アルアインが皐月賞(G1)を制したことからも能力的には上位と言えそうな存在だ。末脚が強力なメンバーが揃っているが、先行して自分でレースを作っていけるだけに、上手くスローペースに持ち込んで直線での粘り込みを図りたい。距離的には長くても大丈夫そうなタイプだけに、どのようなレースをしてくれるか楽しみだ。

 このほかには、ここまでマイル戦を使い続けてきたゴールドハット(牡3、栗東・角居厩舎)が距離延長で新しい可能性に挑戦、連勝中で勢いに乗るミッキースワロー(牡3、美浦・菊沢厩舎)が調教師と騎手という親子の力で重賞制覇を狙うなど見どころも多い。

日本ダービー(G1)出走のための最終切符を賭けた京都新聞杯(G2)。近年はここで結果を残した馬が本番で活躍することも多くなっている。注目のレースは6日(土)15時35分に発送予定。

【京都新聞杯(G2)展望】目指すは大出世? 日本ダービー行きの最終切符を賭けた熱い戦い!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 元JRAジョッキー安藤勝己「無理だなと思ったね」エリザベス女王杯(G1)で「大失態」!? 「これはヤバい」血の気ひいた3コーナー「まさか、あの2頭が……」
  9. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  10. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変