GJ > 競馬ニュース > 「控えてほしい」単勝1.6倍の横山武史さえ従った陣営の思惑…ゴールデンハインド「裏切り」ではない「必然」の逃げ切りオークス出走の裏側
NEW

「控えてほしい」単勝1.6倍の横山武史さえ従った陣営の思惑…ゴールデンハインド「裏切り」ではない「必然」の逃げ切りオークス出走の裏側

【この記事のキーワード】, ,
「控えてほしい」単勝1.6倍の横山武史さえ従った陣営の思惑…ゴールデンハインド「裏切り」ではない「必然」の逃げ切りオークス出走の裏側の画像1
大本命リバティアイランドも油断ならない伏兵の誕生秘話

「持ってるものは良い馬なので、自信を持って乗りました」

 今週末21日に東京競馬場で開催されるオークス(G1)。その最重要トライアルとなるフローラS(G2)は、7番人気の伏兵ゴールデンハインドが勝利。2着だった1番人気ソーダズリングに1馬身1/4差をつける完勝で、オークスの有力候補に浮上した。

 東京開幕週の逃げ切り勝利。終わってみれば「開幕週は逃げ馬を狙え」というセオリー通りの結果だったが、三連単は1番人気が2着だったにもかかわらず5万9120円という波乱だった。

 それもそのはず。ゴールデンハインドが逃げを見せたのは、昨年10月の芙蓉S(OP)以来、約半年ぶり。まさかの展開に「ここで逃げるとは!?」「(逃げるなんて)聞いてない」「ハナに立つって知ってたら本命だったのに」「まさか逃げるとは」とレース後にはSNS等でファンからの“嘆き”の声が溢れていた。

 これには今回が初騎乗だった菅原明良騎手も「逃げたら面白いと思ったので、思い切って逃げました」とケムに巻いたが……。

 実は「計画的で『必然』の逃げだった」というから驚きだ。

 そう話すのは競馬情報サイト『モーカル』の関係者だ。数ある競馬情報サイトの中でも「地方競馬特化型サイト」と銘打っているだけあって、地方競馬好きの一部のファンの間では有名なサイトだが、中央競馬の、それも芝の重賞レースでも結果を残していることには驚きだ。

 それにしても「計画的で『必然』の逃げ」とは、どういうことか。関係者に話を伺ったところ「話せる範囲なら」ということで特別に許可していただいた。

「控えてほしい」単勝1.6倍の横山武史さえ従った陣営の思惑…ゴールデンハインド「裏切り」ではない「必然」の逃げ切りオークス出走の裏側の画像2
菅原明良騎手のとっさの閃きの勝利にも見えたが…

「このフローラS後にも武市康男調教師が『ビッグレッドファームさんも期待している馬なので、ホッとしました』と胸を撫で下ろしていましたが、ゴールデンハインドはデビュー前から、ビッグレッドファーム(サラブレッドクラブ・ラフィアン)が所有するゴールドシップ産駒の牝馬ということでユーバーレーベン2世になれる器と期待されている存在です。

 そのため、デビューから3戦こそ気性に任せた逃げる競馬をしていましたが、それでは(オークスの)2400mを戦えないと、4戦目のアイビーS(L)以降は、あえて結果よりも内容を重視して控える競馬を教え込んでいます。

 しかし、控える競馬を試みたフラワーC(G3)で4着に敗れるなど、賞金加算に失敗して迎えたのがフローラSでした。ユーバーレーベンのようにオークスを戦うには、ここが最後の賞金加算のチャンスであり、優先出走権ゲットは必須。そこで陣営は、再び逃げる競馬を解禁したということです」(モーカル関係者)

 確かに、今年のフローラSでは「逃げ」という奇襲に打って出た菅原明騎手の閃きが称賛されたが、考えてみれば本騎手はまだ5年目の若手である。

 これが何度もゴールデンハインドに乗っているベテランの主戦騎手ならまだしも、菅原明騎手は今回が初騎乗。重賞、それもオークス出走が懸かった重要なレースで、テン乗りの若手が作戦を全面的に託されることは、さすがに考えにくいだろう。

 実際に、今年2月のデイジー賞(1勝クラス)で騎乗した横山武史騎手がレース後に「逃げることも考えた」と話している。しかし、陣営から「控えてほしい」と指示があったため、あえて好位から競馬したようだ。

 ちなみにこのレースで、ゴールデンハインドは単勝1.6倍の大本命だった。だが、そんな状況でも目先の勝ちよりも内容を重視していることからも、ビッグレッドファームを含む陣営の徹底ぶりがうかがえる。

 そして、それは同時に本馬に対する期待の高さの表れともいえるだろう。

「控えてほしい」単勝1.6倍の横山武史さえ従った陣営の思惑…ゴールデンハインド「裏切り」ではない「必然」の逃げ切りオークス出走の裏側の画像3
若手の代表格・横山武史騎手でも「陣営の意思」には従う他ない

「我々にとっては、ゴールデンハインドが3月のフラワーCで4着に敗れ、このフローラSに矛先を替えた時点から『勝負レースになる』と睨んでいました。言い換えれば、陣営が『なりふり構わず勝ちに行くだろう』と予測していたということです。

 さらに、新たな鞍上として菅原明騎手を指名したことも、我々にとってポイントが高かったですね。

 というのも関東所属の菅原明騎手は直線の長い左回りコースを得意にしていて、この条件に限ってはベテランも含めた全騎手の中でもトップクラスの1人と評価していたからです。彼がわざわざ2週前から熱心にゴールデンハインドとコンタクトを取っている姿を見て、我々はこの馬に本命を打つことを決めました」(同関係者)

『モーカル』の関係者が話す通り、菅原明騎手はこのフローラSだけでなく、翌週にはウヴァロヴァイトでもう1つのオークス・トライアルのスイートピーS(L)を勝利。さらに翌週の新潟大賞典(G3)もカラテで重賞制覇など、直線の長い左回りコースで水を得た魚のごとく絶好調だ。ここしばらく東京G1が続くだけに、要注意のジョッキーといえるだろう。

 それにしても注目すべきは、このフローラSで三連単5万9120円を的中させ、推奨の400円投資で合計23万6480円を難なく計上した『モーカル』の情報力だろう。

 半年以上も逃げていなかったゴールデンハインドが極めて高い確率で逃げることを把握していた情報力も然ることながら、7番人気の伏兵を本命にして三連単を的中させるなど、相当な自信……いや、確信がなければできないことだ。

「当サイトは地方競馬を中心に力を入れていましたが、多くの会員の方々から『中央競馬でもやってほしい』という熱い声を頂戴しまして……。

 時間をかけて精査を重ねた結果、中央競馬でも弊社独自の情報ルートの確立に成功し、会員の皆様へ提供しても恥ずかしくない、当サイトのブランドを傷付けない情報を提供できるに至りました。今では平日は地方競馬、週末は中央競馬として、毎日楽しんでいただいております」(同関係者)

 そんな『モーカル』だが、幸いなことに現在新規の会員募集を行っており、登録手続きが完了した即日から利用できるという。また、無料で閲覧できる情報も充実しており、そこには当然、今週末のオークスに関わるものも含まれているようだ。

 さすがに実績のある人気コンテンツは有料とのことだが、新規登録特典として「3万円分のポイント」が無償提供される。入会費や年会費といった諸経費も必要ないだけに、無料情報だけでなく、3万円分の厳選情報もノーリスクでお試しできるというわけだ。

 中央競馬のニュースを主に扱っているGJとしては、やはり今週末のオークスの行方が気になるところだが、関係者曰くゴールデンハインドはもちろん、大本命が予想されるリバティアイランドら出走馬の精査も、すでにほぼ完了しているという。

 あとは最終追い切りや輸送の状況を確認し、自信を確信に変えるだけというのだから、頼もしいことこの上ない。地方競馬好きはもちろん、競馬好きなら『モーカル』に会員登録しておいて損はないだろう。

 特にユーバーレーベンが勝った一昨年の三連単53万馬券、さらに昨年の11万馬券と荒れに荒れまくっているオークスこそ、「情報のプロ」の力で他の競馬ファンに差をつける大チャンスといえるのではないだろうか。

クリック←地方競馬特化型サイト『モーカル』新規会員登録はコチラから

※本稿はPR記事です。

「控えてほしい」単勝1.6倍の横山武史さえ従った陣営の思惑…ゴールデンハインド「裏切り」ではない「必然」の逃げ切りオークス出走の裏側のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  3. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  4. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  5. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  6. 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
  7. 【オークス】石川裕紀人が滑り込みでラストチャンスをゲット!?血統的に距離延長歓迎の穴候補に浮上…カワカミプリンセス、カレンブーケドールに続けるか
  8. 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
  9. 【天皇賞・春】ドゥレッツァでもタスティエーラでもない光明!? レベル疑問の4歳世代に「惑星ステイヤー候補」が登場
  10. 日本ダービー馬は運が良いだけ!? 天皇賞・春(G1)J.モレイラ「完璧騎乗」もタスティエーラ惨敗の絶望感…G1「2勝以上」上積みは2007年ウオッカが最後