GJ > 競馬ニュース > ダービー向きのスワーヴ  > 2ページ目
NEW

いかにも日本ダービー向きのスワーヴリチャードは左回りの東京替わりで期待大!ただし、不安要素は世代屈指の「不器用さ」?

【この記事のキーワード】, ,

 確かに皐月賞のレース映像からも、スワーヴリチャードが直線で手前を換えていない様子ははっきり見て取れる。これではいつものキレが出せなくても不思議はない。この敗戦は度外視できると考えるのが妥当だろう。

 ただし、もちろん不安がないわけではない。もっとも気になるのは、手前を換えられなかったことからも明らかなように「不器用」さが目立つ点。昨年9月のデビュー戦でも直線で進路を外に切り替えている間に前に置いていかれるようなところがあったが、基本的に立ち回りの柔軟さに欠けるし、トビが大きいこともあって一旦ブレーキを踏んでしまうと加速に時間が掛かるのも難点だ。

「東京は直線が長いから、不器用な馬でも大丈夫なのでは」と思われるかもしれないが、ダービーはフルゲートになるだけにそう単純ではない。仮に皐月賞と同じく1枠に入ったとして、馬群を捌くのに手間取れば前を差し損ねるという展開も十分に考えられる。つまり、得意の東京に舞台が移されるとはいっても決して安心はできないということだ。

 以上のような特徴を踏まえると、不利を受けづらい外めの枠が欲しいところ。陣営も木曜の枠順発表には注目していることだろう。果たしてスワーヴリチャードはダービーで前走の鬱憤を晴らせるのか、期待して見守りたい。

いかにも日本ダービー向きのスワーヴリチャードは左回りの東京替わりで期待大!ただし、不安要素は世代屈指の「不器用さ」?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  3. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  4. 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
  8. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  9. 【ホープフルS】“クロワデュノールなんて目じゃない!”今年最後のG1!冬の中山で走る穴馬の法則、名門調教師絶賛の穴馬!
  10. 競馬版『無限の住人』!? 米最高峰の舞台に立った「独眼竜」馬に熱視線も、意外と多い「隻眼の強豪」