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武豊のダービー「1枠1番」は逆に邪魔!? ダービー馬キズナ以来の最内枠ゲットで史上最多6勝目に「天啓」も、思い出したい23年前の神騎乗

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武豊のダービー「1枠1番」は逆に邪魔!? ダービー馬キズナ以来の最内枠ゲットで史上最多6勝目に「天啓」も、思い出したい23年前の神騎乗の画像1

 史上最多6度目の戴冠に「天啓」が舞い降りたか――。

 28日に東京競馬場で開催される日本ダービー(G1)の枠順が決定し、史上最多の5勝を誇る武豊騎手のダンビュライト(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)が絶好枠となる「1枠1番」をゲットした。

 まさに競馬の神様から「もう1度、ダービーを勝ちなさい」と背中を押された気分ではないだろうか。武豊騎手にとって1枠1番は、この上ない”吉兆”だろう。単純に1枠が「近10年で5勝」の絶好枠というだけでなく、本人が前回ダービーを勝った2013年のキズナもまた1枠1番だったからだ。

 実は、武豊騎手はこれまで27回ダービーに挑戦し、7度も「1枠」を引いている。そして今回28度目の挑戦で8度目の1枠となったわけだ。単純に1から8枠に入る可能性を1/8と考えても、8/28は極めて幸運と捉えて良いだろう。さすが「競馬の神様に愛される男」である。

 ただし、武豊騎手にとってダービー初騎乗となった1988年のコスモアンバーは1枠ながらも24頭立てだったため、今ではすっかり見なくなった「1枠3番」だった。これに関しては1枠有利の大前提が「より内側であること」と、18頭立てがフルゲートの現在に当てはめると「2枠3番」となるので除外して考えたい。

 それでも7/28、つまりは1/4の割合は通常(1/8)の倍の確率で1枠を引き当てている武豊騎手。だが、実際にその「幸運」は活かされているのだろうか。下記をご覧いただきたい。

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