GJ > 競馬ニュース > 武豊のダービー「1枠1番」  > 2ページ目
NEW

武豊のダービー「1枠1番」は逆に邪魔!? ダービー馬キズナ以来の最内枠ゲットで史上最多6勝目に「天啓」も、思い出したい23年前の神騎乗

【この記事のキーワード】, ,

武豊のダービー「1枠1番」は逆に邪魔!? ダービー馬キズナ以来の最内枠ゲットで史上最多6勝目に「天啓」も、思い出したい23年前の神騎乗の画像2

 上記は武豊騎手の1枠での日本ダービーの成績だが、[2.1.1.2]は「与えられたチャンスを確実にモノにしている」といえるだろう。特に3番人気以内に支持された際の安定感は抜群だ。

 だが、その反面、伏兵扱いだった2頭では馬券圏内を外しており、今年伏兵の1頭に見られているダンビュライトにとっては気になるデータだ。

 そして、もう1つ気になる重要な要素がある。武豊騎手の騎乗ぶりだ。

 2勝したキズナとアドマイヤベガのダービーで、武豊騎手は最後の直線で大外から追い込み、全馬を抜き去るという豪快な勝ち方を決めている。見た目のインパクトも抜群の素晴らしい騎乗で、馬の能力はもちろん、騎手の肝が据わってなければ到底真似できる競馬ではないだろう。まさに、武豊騎手らしい勝ち方といえる。

 しかし、逆に述べれば「1枠」の優位性をまったく活かせていない騎乗ともいえる。最後に大外に出すのなら、むしろ外枠の方がもっと楽に勝っていたかもしれない、むしろ邪魔だったのではないかともいえるのだ。

 無論、脚質的な問題はある。だが、実は2着だったエアシャカールも、3着だったナリタタイシンも最後の直線では外目に持ち出されており、せっかく引いた「1枠」の優位性がほぼ活かされているようには見えない競馬ぶりなのだ……。

 そんな武豊騎手に思い出していただきたいのが、5番人気で4着に敗れたフジノマッケンオーの競馬だ。

武豊のダービー「1枠1番」は逆に邪魔!? ダービー馬キズナ以来の最内枠ゲットで史上最多6勝目に「天啓」も、思い出したい23年前の神騎乗のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!