真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.05.26 08:22

アドミラブル大外枠で「絶望」も史上最強クラスなら優勝可能? すべての逆境を吹き飛ばし「最速の青葉賞馬」から「最強のダービー馬」へ
編集部

競馬の神様は、そこまで青葉賞馬にダービーを勝たせたくないのだろうか……。
25日、第84回日本ダービーの枠順が発表され、青葉賞から史上初の戴冠を狙うアドミラブル(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)は、なんと大外の8枠18番……それを受け、思わずそんなことを考えてしまったのだ。
近10年で5勝と圧倒的な成績を誇る1枠に対して、最も対極にある8枠は2着が1度あるだけ。ちょうど10年前にアサクサキングスが2着しただけで、勝率はもちろん0%だ。それどころか17頭以上になると対象が3頭になることも関係して、連対率はたったの3.4%と全枠ワーストを記録している。
逆に述べれば、それだけ数の有利があるにも関わらず、結果が伴っていないのだ。
青葉賞(G2)を圧巻のレコード勝ちしたことで「史上最強の青葉賞馬」として、大きな注目を集めているアドミラブル。過去にシンボリクリスエスやゼンノロブロイ、フェノーメノといった最強クラスの名馬が2着と涙を飲んだ歴史があるだけに、今年こそ本馬が大いなるジンクスを払拭するのではないかと期待されていたのだ。
ところが今回の大外枠決定を受け、早くもネット上では「これでわからなくなった」「予想の練り直しだ」「本命だったが、さすがに……」など続々と”悲鳴”が上がっているようだ。
「過去10年で勝利なし」と先述したが、ダービーを大外枠から勝ったのは2001年のジャングルポケットが最後。グレード制が導入された1984年以降でも、1997年サニーブライアンと、8枠20番という圧倒的な不利を跳ね返した1991年のトウカイテイオーしかいない。
さらに単純に「8枠すべて」というところまで範囲を広げても、8枠17番で勝利した1994年のナリタブライアンが加わるだけだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA崖っぷちジョッキー関西編~四位洋文・小牧太・鮫島良太・柴田未崎ほか~
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客