真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.06.03 12:38

武豊騎手「人のせい」コメントに批判と不安!? 安田記念エアスピネルの「悪夢」払拭に不可欠なのは……
編集部

4日の安田記念で悲願のG1初制覇を狙うエアスピネル(牡4 栗東・笹田厩舎)。今年に入ってから序盤は4歳世代の躍進が著しかったが、その口火を切ったのが同馬の京都金杯だった。
しかし、同期のサトノダイヤモンドやマカヒキに、新星シャケトラは今や絶対王者と化したキタサンブラックの厚い壁に跳ね返され、4歳牡馬がその覇権を握るには至っていない。セイウンコウセイが高松宮記念、アドマイヤリードがヴィクトリアマイルを制するなど存在感は発揮しているものの、世代の期待値でいえば少々物足りないのも事実だ。
だからこそ、安田記念でエアスピネルにかかる期待は小さくはない。同期ではブラックスピネルなども出走を予定しているが、昨年までの活躍を考えればやはり世代の1番手はエアスピネルだろう。
しかし、ただでさえ「勝ち切れない馬」という印象もあり、今回もライバルたちとの実力は拮抗している。またも「2~4着」で終わるのでは……と考えているファンも多いことだろう。
しかも舞台は、3着に終わった東京新聞杯(G3)と同じ舞台。ブラックスピネルにまんまと逃げ切りを許したレースだったが、すぐ後ろを追走していたプロディガルサンのキレ味にも屈した格好。瞬発力勝負になりやすい府中の舞台は、持続的な脚を使うエアスピネルには本質的に向かないという声もある。
安田記念にも確たる逃げ馬が不在で、昨年のようにロゴタイプが逃げる可能性もある。もしかなりのスローペースで瞬発力勝負になってしまった場合、エアスピネルのG1制覇は極めて難しくなるに違いない。
スローペースといえば、先週の日本ダービーも1000m63.2秒という超スローではあった。気になるのは、このレースに関して主戦の武豊騎手がレース後に放った発言である。
PICK UP
Ranking
17:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬