「複永祐一」「池添謙二」に改名の声も!? 春G1で3回「ツー・スリー」コンビは今週末も続く!?
8日のNHKマイルC(G1)は、2歳女王メジャーエンブレムが本来の走りを取り戻して完勝。桜花賞の雪辱を晴らして終わった。
2着は後方から鋭く追い込んだロードクエスト、3着には12番人気ながら脚を伸ばしたレインボーラインが入った。
ロードクエストに騎乗した池添謙一騎手は桜花賞(シンハライト)、天皇賞・春(カレンミロティック)に続いて春G1ですでに3回目の2着。しかもどのレースもあと一歩という内容だけに悔しさも募っていることだろう。
さらに、レインボーラインに騎乗した福永祐一騎手もまた、桜花賞(アットザシーサイド)、天皇賞・春(シュヴァルグラン)、NHKマイルCと池添騎手と仲良く(?)「ツー・スリーゴール」を決めている状況だ。2・3着でこれだけ同じ騎手が続くというのは珍しい話ではある。
無論、天皇賞の際池添騎手が騎乗したカレンミロティックは13番人気であり、福永騎手のレインボーラインも完全な穴馬。それをしっかり馬券圏内にもってくるのだからその騎乗技術の高さがうかがえる。他の騎手は何をやっているのかという辛辣な意見もあり。
とはいえ、ここまで続くとファンの間ではどうしても「ネタ」となってしまう。福永騎手はもともと3着圏内に入るものの勝利することが少ないという印象は抱かれ気味なところがあるが、今回は池添騎手も一緒だけに余計ネタにされやすい状況といえなくもない。
ネット上では「福永」ではなく「いっそ名前複永にしろ」「複永祐三」という声、「池添謙一」ではなく「池添謙二にしろ」と、2人の名前と現在の着差をリンクさせるような提案まで出る状況だ。
そして、どうやら今週末のヴィクトリアマイル(G1)でも、福永騎手と池添騎手の「ツー・スリー」が実現しそうだと話題である。
池添騎手が騎乗するのはショウナンパンドラ。昨年のジャパンカップを制するなど実績では頭一つ抜けた存在であるものの、マイルという距離がベストでない以上、不安要素も多い。実力は高いので、馬券圏内は十分にありそうだが……。
さらに、前走阪神牝馬S(G2)で福永騎手が騎乗(4着)したのは、昨年ヴィクトリアマイルで5着と粘ったカフェブリリアント。この馬も適性を考えれば好走する要素は多分にあり、3着に入る可能性は決して否定できない。まさか今週も……。
今、ファンの間で盛り上がっているのは「じゃあ1着は」というもの。春G1で池添騎手、福永騎手の下した騎手がそれぞれ異なるため、ルメール騎手やデムーロ騎手、武豊騎手はないだろうという見解も。現状ストレイトガール騎乗の戸崎圭太騎手、ミッキークイーン騎乗の浜中俊騎手が有望とのことだが、果たして。
(文=ねある子)
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛