GJ > 競馬ニュース > 【帝王賞(G1)展望】  > 3ページ目
NEW

【帝王賞(G1)展望】武豊騎手、今年はアウォーディーで”連覇”なるか!?「G1馬6頭」を含む最強メンバーが終結した「ダート最強決定戦」が開幕!

【この記事のキーワード】, ,

 そのサウンドトゥルーを川崎記念で破って一気にダート界のトップクラスに名乗りを上げたのがオールブラッシュ(牡5歳、栗東・村山明厩舎)だ。

 条件戦を連勝した勢いのままに挑戦した川崎記念だったが、勢いよく飛び出してマイペースに持ち込むと、最後はサウンドトゥルーの猛追を振り切ってG1初挑戦初制覇。強豪ひしめくダート界にすい星のごとく現れたのがオールブラッシュである。

 主戦のC.ルメール騎手のペース判断も含め、自分でペースを作ると、とにかくしぶとい走りが期待できるオールブラッシュ。だが、今回は”天敵”のケイティブレイブが出走するだけに一工夫が必要になりそうだ。

 というのもG1ホースとして挑んだ前走の名古屋大賞典(G3)ではケイティブレイブにハナを叩かれ、見せ場なく5着に惨敗。天敵相手に今回どういった対策が練られるのか……フランスの名手に託された。

 今年のフェブラリーS(G1)の覇者ゴールドドリーム(牡4歳、栗東・平田修厩舎)は2000mの距離が課題となりそうだ。

 2月のフェブラリーSで強豪を退け戴冠しているように、その能力はダート界でも間違いなく上位だ。しかし、オープンクラスでは1600mまでしか勝ち星がなく、2000mは如何にも長い印象。実際の前走のドバイワールドカップでも見せ場なく14着に大敗している。主戦のM.デムーロ騎手がその辺りをどうカバーしてくるか。ここでメドが立つようなら、ダート界の頂点が一気に見えてくる逸材だ。

 他にも昨年韓国でコリアC(G1)を制したクリソライト、重賞4勝を誇るケイティブレイブと充実したラインナップを誇るJRA勢が、今年も上位を独占することが濃厚だ。

 果たして武豊騎手とアウォーディーが復権を果たすのか、それとも王者不在のままさらなる戦国時代の突入していくのか――。まさに「ダート界の分水嶺」といえる帝王賞は28日(水)に大井競馬場で開催される。

【帝王賞(G1)展望】武豊騎手、今年はアウォーディーで”連覇”なるか!?「G1馬6頭」を含む最強メンバーが終結した「ダート最強決定戦」が開幕!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!