真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.06.20 09:44

C.ルメール騎手が武豊騎手の「トラウマ」を再び抉る!? 未完の大器シャケトラと「キタサンブラックの倒し方」を知る男が描く大番狂わせ
編集部

「こんなもんじゃない……」
前走の天皇賞・春(G1)は、シャケトラ(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)にとって陣営の”嘆き節”が聞こえてきそうな結果だった。
日経賞(G2)でゴールドアクターやディーマジェスティ、レインボーラインといった実力馬を完封して重賞初制覇。6戦4勝2着1回3着1回という実績を引っ提げて挑んだ初G1は、キタサンブラック、サトノダイヤモンドの「2強」に次ぐ3番人気に支持された。
しかし、課題のゲート難が解消されずスタートで立ち遅れたシャケトラ。「2強」を始めとした強豪に挑むにあたって、あまりにも重い”ハンデ”を背負わされた。焦りもあったのだろうか。鞍上の田辺裕信騎手は即座に加速を促し、半ば強引にポジションを獲りに行ったものの、それで馬の気持ちに火がついてしまった。
折り合いが極めて重要視される長距離戦だけに、その時点でシャケトラの初G1は終わった。
最後は力尽きて9着に惨敗。ただ敗因がはっきりしているだけに陣営に悲観の色はなさそうだ。「まともに走れば……」という思いがより強くなっただけで、キタサンブラックとの勝負付けもまだ済んでいないはずだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!