GJ > 競馬ニュース > シャケトラ「キタサンの倒し方」  > 2ページ目
NEW

C.ルメール騎手が武豊騎手の「トラウマ」を再び抉る!? 未完の大器シャケトラと「キタサンブラックの倒し方」を知る男が描く大番狂わせ

【この記事のキーワード】, ,

 陣営の自信は、ただの”身内びいき”ではない。というのも天皇賞・春の直前のことだ。「2強」の一角サトノダイヤモンドを管理する池江泰寿調教師が『週刊ギャロップ』(サンケイスポーツ)のインタビューに応じた。キタサンブラックとの「2強対決」について問われた師は「私の中では3強です」と即座に否定。

 その”第三の男”こそがシャケトラだった。

 日本が世界に誇る競走馬市場セレクトセールで2億4150万円(税込み)という超高額で取引され、ここまで菊花賞(G1)と有馬記念(G1)を勝つなど、生まれた時から絵に描いたようなエリート街道を突き進んできたサトノダイヤモンド。

 その「ディープインパクトの最高傑作」と呼び声高い超エリートと育成牧場時代、互角の動きをしていたのがシャケトラだった。世代のエリートが集まるノーザンファームの中でも群を抜いて目立つ存在だったのが、サトノダイヤモンドとシャケトラの2頭だったという。

 さらに今回のシャケトラには、強力な助っ人がいる。陣営は田辺騎手を降板させ、替わりに大本命のキタサンブラックと武豊騎手にとって最も厄介な人物C.ルメール騎手を招へい。昨年の有馬記念で快進撃を止めた「キタサンブラックの倒し方」を知るフランスの名手に、全権を託す構えだ。

 昨年の有馬記念。ターゲットをキタサンブラック1頭に絞り、勝負所の4コーナー手前から武豊騎手にプレッシャーを掛け続けたルメール騎手。最後の直線ではねじ伏せるように進出し、最後の最後でキタサンブラックを捉え切った。

C.ルメール騎手が武豊騎手の「トラウマ」を再び抉る!? 未完の大器シャケトラと「キタサンブラックの倒し方」を知る男が描く大番狂わせのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 府中の大ケヤキ、実は「偽名」だった!? 伐採試みた作業員が死亡、サイレンススズカも散った「魔の第3コーナー」の怪、ダービーが行われる東京競馬場の都市伝説に迫る
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. 東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……
  8. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  9. 「助手席に誰も乗っていない」「同乗者は制止不可能だった」謎多きJRAの説明…憶測飛び交う角田大河の函館コース侵入
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛