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NEW 2017.06.29 09:26
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キタサンブラック「攻略法」をサトノ軍団が示した!? 宝塚記念（G1）を勝った大物調教師が「一人二役」をこなしたM.デムーロ騎手の神騎乗を絶賛！

編集部

　その一方、一度道中で加速しながらも減速し、しっかりと勝負所まで脚を温存できたサトノクラウン。そこにはサトノクラウン自身の操縦性の高さも然ることながら、デムーロ騎手の図抜けたテクニックがあってこそ。堀調教師が最も絶賛したのは、まさにそういったデムーロ騎手の技術の高さなのだろう。

　あくまで結果的にだが、両グランプリで「サトノ軍団」に大きな借りを作ってしまったキタサンブラック。今秋は互いに国内外に分かれるため、再戦の機会に恵まれるかは微妙だ。

　だが、有馬記念、そして今回の宝塚記念を踏まえ「キタサンブラックの倒し方」が、なんとなくでも見えてきたライバル陣営が出てきてもおかしくない。

　予定されていた凱旋門賞挑戦を取りやめ、秋は国内専念の方針を打ち出している昨年の年度代表馬だが、今や考えられているほど盤石な地位は約束されていないのかもしれない。

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