真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.07.04 08:22
武豊騎手と川田将雅騎手がJRAに「苦言」!? 同世代でハンデ7kg差……ラジオNIKKEI賞(G3)はハンデ戦である必要があるのか?
編集部
「重賞を勝っていない馬に57kgは、あまりにも重たいですね……」
2日に行われたラジオNIKKEI賞(G3)。石川裕紀人騎乗のセダブリランテスがクビ差の接戦を制し、人馬とも初の重賞制覇を飾った一方で、レース後に無念の表情を隠せなかったのが1番人気のサトノクロニクルに騎乗していた川田将雅騎手だった。
前走の白百合S(OP)を快勝したことでトップハンデとなったことが考えられるが、同世代で最大7kgの斤量差を背負ってのレースは酷だったか。勝負所で早々と手応えが怪しくなり、川田騎手も必死にファイトしたが結果は6着。2006年からハンデ戦となったラジオNIKKEI賞だが、未だ57kg以上を背負って勝利した馬はいない。
「ここ数年(57kgを背負った馬が)勝っていないのに、もう少し考えてほしいです」
よほど悔しかったのか、最後は抑え切れずにJRAに苦言を呈す格好となった川田騎手。確かにハンデ戦となって以降の12年間で54kg以下の軽量馬が9勝しており、ハンデを背負う実績馬よりも、実績のない軽量馬がやや有利な状況となっているようだ。
実は、昨年も今回の川田騎手と似たような状況があった。
「ラジオNIKKEI賞のブラックスピネルは、57キロのハンデと、大外枠という二重のハンデが効きました。この時期の3歳馬に上下7キロもの斤量差が必要なのかどうか、今後のためにも考えてほしいと思いました」(原文まま)
昨年のラジオNIKKEI賞に関して、自らの公式ホームページでそう語ったのは武豊騎手だ。武豊騎手が騎乗したブラックスピネルも、サトノクロニクルと同じように白百合Sを勝っての参戦だったが、やはり57kgが応えたのか5着に敗れている。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- JRA天皇賞・春(G1)エタリオウの「扱い」が鍵? 「最強コンビ」桃井はること楠原安里梨が占う平成最後の聖戦
- 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
- JRA矢作芳人調教師「馬場のことは、いつも棟広に聞いているぐらいだから」ジャパンC(G1)にコントレイルを出走させる名伯楽も信頼!『KEIBAコンシェルジュ』棟広良隆氏【特別インタビュー】
- 競馬・パチスロ「勝ちまくり」の無双モード!?「キャプテン渡辺」が濃厚すぎる上半期を振り返る!!【特別インタビュー】
- 【NHKマイルC】17番人気ピンクカメオの激走!伝説の973万馬券はこうして飛び出した。今年はジャンタルマンタルとアスコリピチェーノに不安話で急浮上の穴馬!
- JRA天皇賞・秋(G1)最強の「攻略法」を発見!? 空気階段「鈴木もぐら」渾身の『絆69馬券』に驚愕!!
- 天皇賞・秋の注目馬も激白! 秋葉原オタクカルチャーの代表選手・桃井はるこが競馬の魅力を語り尽くす!(後編)
- 「競馬愛」が溢れすぎ! 秋葉原オタクカルチャーの代表選手・桃井はるこが競馬の魅力を語り尽くす!(前編)
- 【NHKマイルC】初G1タイトル狙う4人の刺客!相棒は配当妙味が十分の穴馬揃い…菱田裕二、川須栄彦に続けるか