GJ > 競馬ニュース > 人は何故「追込馬」に惹かれるのか
NEW

ヒシアマゾンに、デュランダル…人は何故「追込馬」に惹かれるのか 〜ネクラ女医の競馬日記No.19〜

【この記事のキーワード】, ,

の画像1

 

「なんだか知らないけど、こういう馬が好きなんだよな」というの、ありませんか?

 私はマイペースな追込馬を好きになりがちで、ラストの鋭い末脚にグッときます。この嗜癖はどこから来たのだろうと考えてみると、何事にもエンジンのかかるのが遅い自分自身に「それでもいい」と言ってもらえるような気がするからではないかと思います。

 オグリキャップ好きのおじさんも、オグリの逞しい馬生に苦労の多かった自身を重ねて、励まされるような気持ちがあったのではないでしょうか。

「この馬が気になる」「あの馬を応援したい」。

 そんな感情は、ファンの歩んできた人生や、それぞれが胸に抱くほろ苦い思いによって決まるのかもしれませんね。

の画像2 さて、最近はウシュバテソーロを応援中なのですが、先日のドバイワールドカップでも奮闘しましたね。連覇はなりませんでしたが、獲得賞金はついに日本馬の歴代トップとなりました(あのイクイノックスも超えて!)。齢7歳、人間でいえば40歳相当のウシュバテソーロ。彼のマイペースで力強い走りに、勇気をもらえるような気はしませんか。

さかた

さかた

英国在住の競馬好きアラサー女医。学生時代はWINS場内スタッフのアルバイトをしながら、ウオダス世代の火花散るレースに脳を焼かれた。好きな競馬場メシは「梅屋」のモツ煮込み。鉄火場であおるビールは人生の道標。

ヒシアマゾンに、デュランダル…人は何故「追込馬」に惹かれるのか 〜ネクラ女医の競馬日記No.19〜のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. “反則スレスレ”の強烈タックルに泣いた「暴君」オルフェーヴル、弾き返した「不沈艦」ゴールドシップ。約10年の時を経てオールカマー(G2)で激突する「因縁」の名馬の血
  8. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  9. 武豊が「告白」キタサンブラックによる宝塚記念(G1)の歴史的大敗劇で「何」があったのか……騒動が去った今だからこそ語られた「真相」<1>
  10. JRAジャパンC池添「ブチ切れ騒動」から6年。歴代最強牝馬アーモンドアイが「疑惑」の決着を経て挑戦する意義