【マーメイドS】荒れる牝馬限定戦は「格」に注目? “鉄則”が生まれた背景と印象に残る演習【東大式必勝馬券予想】

“東大式鉄則”が生まれた背景
今週末は3場開催なのにG1の谷間で重賞はマーメイドS(G3)たった1つ……こういう時は徒然なるままに“東大式鉄則”の生まれた背景でも書き綴っておこう。
昭和53年、東京大学に入学した私は競馬研究会の門を叩くわけだが、農学部4年の先輩が主宰しており正式名は「家畜生理学研究会」。競走馬の動物としての性質、気質、知能、喜怒哀楽などから生理学的に “当たる馬券”を研究しようという高邁な精神から名づけられた。
最も印象的な演習は、天皇賞・春(G1)の前なら3200m、スプリンターズS(G1)の前なら1200mを部員同士で真剣に徒競走し“馬の身になって考えよ”。当時は「そんなアホな」と思っていたが結構実りのある鉄則が導き出され、3連単全盛の今では(当時は単・複・枠連の3種のみ)高額配当にあずかれる糧となっている。
その鉄則は「1着は“格”で2着3着はなんでもあり」。自分で走ってみて感じたのは“勝つのはしんどい”、そして自分より弱い同輩が迫ってきても決して抜かさせずハナ差でも勝つ。さらに“2強”初対決の場合、敗者の方は大きく失速する。
だから1着2着が二強で決まるのは珍しく2着3着に来るのは“無欲な馬”。1992年の天皇賞・春、メジロマックイーンVSトウカイテイオーがあまりにも有名だが、先週の函館スプリントS(G3)だって2番人気サトノレーヴは快勝したが1番人気アサカラキングは9着に沈み2着には8度目のシルバーとなるウイングレイテストが入り、3着も複勝率70%のビッグシーザーで3連単4万円超はおいしすぎた!(見事にいただきました)
おまけの鉄則は「競走馬も勝つと嬉しいから勝とうと走る」。ウイナーズサークルに入って口取りや記念撮影があって人間がみなニコニコしていてご褒美のニンジンやリンゴももらえるので馬も誇らしく喜ばしく思うそうだ。
だから1991年の天皇賞・秋(G1)で1着入線ながら18着降着のメジロマックイーンが“なぜ表彰されないのか?”と悩んだのは想像に難くなく、直後のジャパンC(G1)・有馬記念(G1)ともに1番人気で4,2着に敗れたのはむべなるかなである。
翌年そこから立ち直ったメジロマックイーンだが東大式鉄則「馬も反省して次は期待に応えられるよう頑張る」。1着と着外を交互に繰り返す“ヌケヌケ馬”が案外多いのもそんな馬の気質からだろう。
その他にも演習から導き出された鉄則は「長距離より短距離の方が疲弊は激しい」「無印の連闘馬、3着によく来る」「距離を短縮してきた牝馬は覚醒したかのように突き抜ける」などなど。山ほどあるが紙幅の関係でこれからの拙稿でおいおい拾いながら解説してゆきたい。
荒れる牝馬限定戦は「格」に注目?
ここで「東大馬券王の大よそー」に移ろう。
今週唯一の重賞、京都の牝馬限定戦マーメイドS(芝2000m)だが、過去10年の3連単平均配当が約17万円、「10番人気」が3度の1着を含む6度の馬券がらみで近3年連続。こう言っては身も蓋もないが東大式鉄則「牝馬限定戦は荒れる」。それが証拠に1番人気は10年間、2勝と2着1回3着1回があるだけ。
そこで1着欄には前述“格”から重賞勝ち馬、ミッキーゴージャス、エリカヴィータ、ラヴェルの3頭を、2(3)着の軸には3着内率80%、新馬戦以外はすべて掲示板のエーデルブルーメを指名。3(2)着はなんでもアリで10万馬券を狙う。2勝馬ながら愛知杯(G3)2着、3着8回のタガノパッションにも妙味。
古い話で恐縮だが2011年にフミノイマージン→ブロードストリートの1着、2着固定流しを敢行し3着に最低人気アースシンボルが来て42万円をゲットした縁起の良いレース。今年も見事仕留めて再来週からの福島・小倉・函館への遠征資金にしたい。
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