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単勝回収率「765%」の大穴職人が夏の福島でスタンバイ! JRA最高配当を更新した穴党注目の若手は要チェック

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今年の福島も原騎手に注目だ 撮影:Ruriko.I
今年の福島も原騎手に注目だ 撮影:Ruriko.I

 今週からスタートする夏の福島開催。関東リーディングを独走する戸崎圭太騎手を筆頭に、ヴィクトリアマイル(G1)をテンハッピーローズで制した津村明秀騎手や宝塚記念(G1)をブローザホーンで制した菅原明良騎手ら待望のG1初勝利を挙げて勢いに乗っている騎手たちも参戦する。

単勝回収率「765%」の大穴騎手が福島でスタンバイ

 日曜メインには3歳世代の重賞ラジオNIKKEI賞(G3)も行われるが、その前に思い出しておきたいのが大穴騎手の存在である。

 それは、昨年夏の福島で幾度も大波乱の立役者を演じていた原優介騎手のことだ。昨年12月のチャンピオンズC(G1)では、12番人気の低評価だったウィルソンテソーロを2着に導き、3連単190万馬券の超高配当に一役買った。暮れの東京大賞典(G1)においても後方待機策を採った前走から一転、意表を突く逃げで王者ウシュバテソーロをヒヤリとさせる2着に好走させていた。

 大舞台で肝の据わった騎乗をする原騎手だが重賞は未勝利。この勢いで関係者の信頼を勝ち取れば、いずれは勝ち負けを期待出来る馬と巡り合うこともあるだろう。

 やはり、原騎手の存在を大きく知らしめるきっかけとなったのは、昨年夏の福島で大暴れしたことだ。

■23年7月福島、原優介騎手の勝利

7.1福島7R未勝利、9番人気アームテイル、単勝23.7倍
7.9福島4R未勝利、13番人気ボールドトップ、単勝326.2倍
7.15福島9R南相馬特別、6番人気エイトキングゴッド、単勝21.5倍
7.23福島3R未勝利、3番人気クラークテソーロ、単勝8.5倍
7.23福島10R白河特別、11番人気セイウンプラチナ、単勝56.5倍

 13番人気ボールドトップで制した9日の未勝利戦では、2着にも10番人気ダズリングダンスが食い込んだことで、枠連の払戻が14万9110円となり、枠連のJRA歴代最高配当を53年ぶりに更新したことでも話題を呼んだ。そして、単勝オッズ326.2倍の超人気薄で勝利を挙げたことにより、単勝の回収率は765%へと急上昇。原騎手が騎乗した馬の単勝馬券を買い続けるだけでプラス収支になるという相乗効果をもたらした。

「もう穴騎手として十分に知られていますが、7月の福島開催が終わってから原騎手を買っておけばよかったと後悔したファンも多かったはずです。ちょうど1年が過ぎてファンも忘れかけているタイミング。腕の方はさらにパワーアップしているだけに、今年も“原チャレンジ”をやってみるのもありだと思います」(競馬記者)

 一時期、目をかけてもらっていたテソーロ軍団とは疎遠になったものの、原騎手の腕を見込んで騎乗依頼してくれる陣営は多い。今週末の福島で土曜8鞍、日曜8鞍の計16鞍に騎乗予定。まずは開幕ダッシュを決めたいところだ。

GJ 編集部

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