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C.ルメール「最強タッグ」で期待の素質馬が必勝態勢!近親ブレイディヴェーグは新潟記念に出走予定…名手も認めた「ポテンシャルの高さ」を証明だ

ルメール騎手×木村厩舎といえば? 撮影:Ruriko.I
ルメール騎手×木村厩舎といえば? 撮影:Ruriko.I

 3日、土曜新潟11Rの月岡温泉特別(2勝クラス・芝2000m)に出走を予定しているニュージーズ(牡3、美浦・木村哲也厩舎)は注目の素質馬だ。

 半姉ミッキークイーン(父ディープインパクト)はG1を2勝。近親のブレイディヴェーグ(父ロードカナロア)は、昨年のエリザベス女王杯(G1)を制したように血統的な裏付けもある。

近親ブレイディヴェーグは新潟記念に出走を予定

 昨年12月のメイクデビュー中山(芝2000m)で、2着馬に5馬身差をつけて圧勝したデビュー戦のインパクトは強烈だった。

 道中で好位を追走したニュージーズだが、最後の直線でルメール騎手がゴーサインを出すと一気に加速。次元の違う末脚で瞬く間に他馬を置き去りにした。手綱を取ったルメール騎手も、ゴール前で流す余裕もあったパートナーに「楽勝でした。能力がありそうです」と高い評価を与えた。

 2000mのデビュー戦を楽勝しただけに陣営が春のクラシックを意識したのも当然か。キャリアの浅さを懸念する声もあったとはいえ、2戦目に毎日杯(G3)を選択。ファンも2番人気に支持したが、能力を発揮できないまま8着に敗れてしまった。

 しかし、たった一度の敗戦で陣営の評価が下がる訳でもない。3戦目の1勝クラス(東京、芝1600m)で変わり身を見せて巻き返しに成功。「今後も楽しみ」と振り返ったルメール騎手のコメントからも、引き続き期待の高さが伝わってくる。

「毎日杯は特殊な重馬場で行った行ったの前残りでした。デビュー戦を勝ったばかりのニュージーズにとって、渋った馬場や阪神コースへの輸送も初の経験。陣営も馬が戸惑ってパニックになっていたと振り返っていました。

今回は直線も長く馬場コンディションのいい新潟が舞台。距離もデビュー戦と同じ2000mなら問題はないでしょう。なんといっても木村厩舎とルメール騎手は最強タッグといっていいほどの好相性。ここはおそらく必勝態勢でしょうね」(競馬記者)

 実際、ルメール騎手がドバイ遠征時の負傷で戦列から離れた際には、勝てないレースが急増した木村厩舎。ルメール騎手の復帰とともに再び上昇気流に乗り、巻き返しに成功しているのだ。

 なにしろ今年の木村厩舎が挙げた22勝のうち、18勝を占めるのがルメール騎手とのタッグで手に入れた勝ち星だった。ルメール騎手自身の勝率も31.8%と現役騎手でトップを誇るが、それを大幅に上回る勝率48.6%。ほぼ2回に1回の確率で勝っているのだから驚きである。

 重賞級と期待されるニュージーズだけに、月岡温泉特別を楽勝するようなら秋の重賞戦線でも注目を集める存在となるはず。川田将雅騎手からリーディングを奪回したルメール騎手としても、堅実に1勝を加算しておきたいところだ。

GJ 編集部

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