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武豊騎手「初韓国」上陸! 昨年王者クリソライトで連覇を狙う

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 今年9月に韓国で開催されるコリアC(韓G1)に、昨年覇者のクリソライト(牡7 栗東・音無厩舎)が連覇を狙って出走することがわかった。

 昨年は主に韓国で騎乗する藤井勘一郎騎手の騎乗で勝利をモノにしたが、今年は武豊騎手が遠征しクリソライトに騎乗することがわかっている。武騎手としてはキャリア30年以上で初の韓国での騎乗となる。

 これまで欧州に米国、香港など積極的な海外遠征を続けていた武騎手だが、韓国騎乗が初とは意外である。昨年から新設G1となったコリアCだからこその決断だろうか。

「昨年のクリソライトのレースを見る限り、韓国競馬は現状、日本競馬とのレベル差が非常に大きい。前走帝王賞で2着に入ったクリソライトなら『連覇は堅い』ともっぱらです。今後発展を目指す韓国競馬にとっても、日本競馬のレジェンドである武豊騎手が出走してくれるのは大きいでしょうね」(競馬記者)

 年齢を経ても積極的な海外遠征を継続している武騎手。今年はキタサンブラックの凱旋門賞挑戦がなくなり、7月は勝ち鞍も落ち込むなどどことなく下がり目な印象だったが、貪欲な姿勢には一切陰りなしのようだ。

 ぜひとも韓国の舞台で勝利を手にし、勢いをつけてほしいものだ。近年海外での活躍も顕著な武騎手であれば、十分に可能なことだろう。

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