真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.08.12 10:59

ネオリアリズムの札幌記念回避に大きな波紋 「人為的なミス」発覚で「損害賠償」を求める声も……?
編集部
表面上は4月の海外遠征後にしっかりと休養を取り、飛躍の秋に向けて満を持しての帰厩……関東の重鎮・堀厩舎らしい万全を期した采配に思われたが、情報によるとノーザンファーム空港の休養中に削蹄(必要に応じて蹄を削ること)を行ったところで、アクシデントが発生した可能性があるようだ。
それもこれが結果的に札幌記念の回避につながり、ネオリアリズムの陣営内で大きな波紋を呼んでいるという。
「人間でいえば、足の爪を切った際に失敗して深爪になってしまったような状況でしょうか。人でも歩行に少々影響が出ることもありますが、馬の場合は身体の構造上、人間よりも遥かに影響が大きくなります。競走馬にとっては極めて重要で、かつデリケートな部分といえるでしょう。
ただ、つまるところ『削蹄でのアクシデント』ということは、”人為的なミス”であった可能性があるということです。一般的な馬の故障は過失的な要素が多分にあり、ある意味仕方ない部分がありますが、今回は未然に防げたかもしれないレアケースということになります。
それもネオリアリズムは複数の一口馬主からなるキャロットファームの所属馬だけに、非常に複雑な問題になりつつあるようです。あくまでネット上の根も葉もないウワサですが、一部の一口馬主からは本件に対して損害賠償を求める声も上がっているとか……」(同)
蹄が関係したアクシデントが厄介といわれるのは、結局「蹄が伸びるのを待つ他ない」といったケースが多々あるからだ。つまり、問題が長期化する場合が珍しくない。
同じキャロットファームの所属馬では、今春のベルモントS(米G1)に出走直前で回避したエピカリスも、蹄が関係したアクシデントだった。今月6日に行われたレパードS(G3)は、そこから立て直されての出走だったが、蹄の裏には痛々しい治療の跡が……結果的に3着に敗れてしまったこともあって、あの時も陣営の判断を疑問視する声が上がっている。
PICK UP
Ranking
17:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ
関連記事
「外貨稼ぎ」には芝中距離戦が最適?ヴィブロスに続きネオリアリズムまで海外G1制覇…日本馬のレベルはすでに「世界トップ」なのか?
晩成馬・ネオリアリズムがQE2世C制覇!! 今後は宝塚記念で最強・キタサンブラックとの直接対決かそれとも……
【クイーンエリザベス2世C(香G1)展望】 ネオリアリズムが「雷神」モレイラとのコンビで参戦! 世界の強豪との力関係は?
中山記念(G2)は絶好調デムーロ騎手でネオリアリズムの「逃げ祭り」!? 能力十分も不安の種は……
【徹底考察スペシャル】香港マイル(G1) ネオリアリズム「再びR.ムーア確保でG1初制覇の舞台は整った!常識を覆した前走からのあまりに大きな『上積み』とは」