GJ > 競馬ニュース > 【G1展望・オークス】  > 2ページ目
NEW

【G1展望・優駿牝馬オークス】大本命シンハライトの「一強」か、それとも新勢力の「台頭」か……同世代にとって「生涯に一度」の頂上決戦が始まる

【この記事のキーワード】, ,

 昨年、ミッキークイーンがここを勝ってオークスを制したように、忘れな草賞は時折クラシックを勝つような名牝が足掛かりにしている。今年のロッテンマイヤーも勝ちっぷりは然ることながら、なんと言っても不気味なのは、その日本を代表する血統背景だ。

 祖母のビワハイジが2歳女王。繁殖入りしてからというもの次々と重賞ホースを生産し、ついにはG1を6勝した歴史的名牝ブエナビスタを輩出。ロッテンマイヤーの母アーデルハイトはそのブエナビスタの妹ということになるが、当然ながら超良血馬ということになる。鞍上は、短期免許で来日しているオーストラリアのホープT.ベリー騎手が務めるようだ。

 そして、先ほど話題に上ったエンジェルフェイスも逆転候補の一頭だ。

 前走のフラワーC(G3)は逃げ切って快勝。こちらもあえて桜花賞をパスしてオークスに狙いを定めてきた。フラワーCからの直行は新しいローテーションだが、過去にもシーザリオなどがフラワーCを勝った経験を活かしてオークスを制しており、決して侮れない存在だ。

 そして、何よりも鞍上にルメール騎手を確保できたことも大きい。オークスの展開のカギを握っているのは、この馬かもしれない。

 他にも桜花賞3着のアットザシーサイド、トライアルのスイートピーSを勝ったジェラシー、桜花賞から巻き返しが期待されるレッドアヴァンセなど、世代の頂点を狙えるだけの楽しみなメンバーが集結した。

 果たして、大本命のシンハライトが強さを見せつけるのか、それとも新たな勢力が新女王の座を射止めるのか。3歳牝馬クラシックの頂点の戦いとなるオークスは22日(日)の15時40分の発走予定だ。

【G1展望・優駿牝馬オークス】大本命シンハライトの「一強」か、それとも新勢力の「台頭」か……同世代にとって「生涯に一度」の頂上決戦が始まるのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. JRA横山典弘「ポツン」について激白!「俺のポツンがあまり好まれていないことはわかってる」知られざる「2つ」のポツンと、それでも続ける理由とは
  7. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  8. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  9. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  10. 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!