真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.09.16 10:45
武豊騎手が「掟破り」の騎手会長再任! 今年48歳の”レジェンド”に「後継者」が現れないのは競馬界の「恥」?
編集部
しかし、そんな天才騎手も今年で48歳。現役ながら、すでに「レジェンド」と呼ばれる域に達している。
本人は「最低60歳まで続ける」と息巻いているが、それと武豊騎手の後継者問題は、まったく別の問題だ。60歳まで今のような活躍を続けられるのかは定かではなく、それ以上に騎手会長の任を”押し付け”続けても良い道理はないだろう。
だからこそ、今回の異例ともいえる3期目の再任は、ただただ残念でならない。
いや、言葉を選ばなければ「競馬界全体の恥」と言われても仕方ない状況だ。少なくともJRAは武豊騎手が騎手会長を長く続ければ続けるほど、競馬界がより将来的な深みにはまっていくことを自覚すべき。仮にもし、武豊騎手本人が「やりたい」と言っていても、将来を見据え後任に切り替えるべきだったのは明らかなのだから。
これだけを見ても競馬界が未だ、武豊騎手に「おんぶに抱っこ状態」だということがわかる。実情は異なるのかもしれないが、少なくとも世間的なイメージに大きな相違はないだろう。
騎手会長に限らず、長く業界を牽引し、未だ競馬の象徴的な存在として君臨している武豊騎手。その存在はかけがえのないものであることは確かだ。だが、すでに48歳。50歳で現役を続けるキング・カズこと三浦知良選手も、43歳で未だメジャーリーグで活躍し続けているイチロー選手も、その競技で国民的な英雄となったが、すでに”顔役”の座はとっくに若い選手に譲っているはずだ。
「誰かがやらなくてはならない」そう言われ続け、すでに数十年が経過している。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!