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元JRA藤田伸二氏「地方騎手不合格」もまさかの賛辞? 後藤浩輝騎手自殺の「岩田批判」や「JRA非難本」の影響は大きい?

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 元JRAジョッキーの藤田伸二氏が、地方騎手免許1次試験を通過できなかったことが25日に明らかになった。ホッカイドウ競馬での騎手復帰を目指し、15日には筆記試験を受けていたのだが……。

 藤田氏は今年3月に「地方騎手試験受験」の情報が流れ、本人もそれを認める。その後は勉強の日々を送っていたようだが、結果は得られなかったようだ。「今年だけの一発勝負」と今回限りの受験であることも明かしており、これで本当の「引退」を迎えることとなる。藤田氏は「今回このような結果になってしまい申し訳ありません、応援していただいたファンのみなさま、ありがとう」と自身の公式サイトでコメントを寄せた。

 かつてJRAのトップ騎手として名を馳せた「漢・藤田」を再び、今度は地方競馬で見られるかもしれない……多くのファンの胸は躍ったはずである。だからこそ、今回の不合格は残念だ。また地方交流競走などで武豊騎手らJRA勢と激突するところが見たかった。

 ただ一方、不合格を出したホッカイドウ競馬に対し「称賛」の声も。

「話題性や人気面からしても、藤田氏がホッカイドウ競馬に来れば大きな注目を集め、観客動員につながったのは間違いありません。一部では『無条件合格ではないか』という声もありましたし、そうなっても不思議ではない存在ですからね。しっかり筆記試験で『×』を出したのは立派、なんて意見はありますよ」(記者)

 もともと「正直、もうちょっと時間があっても良かったと思う」と自信なさげだった藤田氏だけに、この不合格にも納得なのかもしれない。

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