真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.10.02 09:39
JRAの「隠匿」? シンザン、ハイセイコー、オグリキャップ「競馬の歴史」から”抹消”された往年の銃刀法違反騎手
編集部
「マヤノトップガン 松永幹夫」
20世紀の競馬を彩った名馬が18頭並んだ”夢の出走馬”には、当然ながらかつての「騎手」も同時に表記されている。
例えば、ミスターシービーの吉永正人騎手であり、ナリタブライアンの南井克巳、シンボリルドルフの岡部幸雄、エルコンドルパサーの蛯名正義など、その組み合わせだけで当時の情景に思いを馳せられるような名コンビもあれば、優先順位の都合上、タイキシャトルの横山典弘や、エアグルーヴのO.ペリエなど、良い仕事をした代打騎手が騎乗していることもある。
しかし、マヤノトップガンはその競走人生の中で松永幹夫騎手とコンビを組んだことは一度もない。現役時代が被っているので、今でもファンの間で語り草となっているナリタブライアンとの伝説の阪神大賞典にも参戦しているが、”ミッキー”が騎乗していたのは遥か後方で敗れたアワパラゴンである。
マヤノトップガンに最も相応しい表記されるべき騎手は、間違いなく主戦だった「田原成貴」元騎手だろう。しかし、有馬記念で1年ぶりの勝利に導いたトウカイテイオーにも安田隆行騎手が表記されているなど、まるで競馬史から”抹消”されたかのように、夢の出走馬に「田原成貴」の名は存在していなかった。
現役時代、武豊騎手が競馬界の顔になるまでは『天才』と呼ばれていたほどの名手であり、その後も『元祖・天才』とファンから根強い人気を誇っていた田原成貴元騎手。
しかし、調教師に転身した騎手引退後の2001年には、銃刀法違反・覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、調教師免許を剥奪。その後も度重なる薬物所持、傷害容疑などで複数回逮捕され、JRAは田原成貴に対して無期限の関与停止処分を下している。
PICK UP
Ranking
5:30更新- J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
- “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
- C.ルメール「がっくり」まで繰り返さなくても!? 3歳マイル王ジャンタルマンタルが「あの名マイラーにそっくり」と話題
- 「絶妙ラップ」でメジロパーマー以来32年ぶり快挙!成績不振&名伯楽からの卒業…ピンチをチャンスに変えた「花の35期生」新人王
- 横山和生「謎」の降板にファンから賛否の声…朝日杯FSで無敗の主戦に非情采配
- 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
- 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶